2026年08月12日 16:38更新
8月25日から3日間にわたって開かれる十日町おおまつり。俄囃子の練習の音色が連日まちに響くほか、諏訪神社では八角みこしを敬神婦人会が磨きあげるなど、祭りに向けて準備が着々と進められています。
8月25日から3日間にわたって開かれる十日町おおまつり。みこしの巡行と共におおまつりを盛り上げる、演芸移動舞台「俄」の準備や練習が上町、下町、宮下の三俄で始まっています。
このうち市内駅通りから本町6丁目方面一帯を仕切る下町の若衆連中では、連日俄囃子の練習に取り組み、夜のまちに笛の音色が響いています。下町俄のお囃子隊は三俄の中で一番多い40人ほど。小学生もベテランから指導を受けながら、毎日1時間にわたって演奏を繰り返し、音色に磨きをかけています。
お囃子責任者 根津広大さん
「俄囃子は、『打ち切り』を挟みながら1番から3番まである。1番と3番を『俄囃子』と呼んでいて、ふだんの道を運行する時に演奏するもの。2番が『まわし』といって、かじを切る時や三俄競演などで舞台を回す時に演奏するもの。親方の指示で『打ち切り』をして『まわし』につなげて、その時に俄がかじを切る。かじが切り終わったらまた『打ち切り』をして『俄囃子』に戻って進んでいく。大学生も遊びたい時期だと思うが、おおまつりがあるから地元に帰ってきて毎日練習に来てくれてうれしい」
この日は、三俄競演の時に舞台に乗って演奏をするメンバーを選ぶテストも行われました。
テストをしたベテラン若衆
「力強い音ですばらしい、バッチリです!」
テストを受けた若衆
「うれしいです!また頑張ります!おいよい!」
下町俄の運行は25日の夕方6時30分に水野町から始まり、三俄競演は26日の夕方6時30分から行われます。
下町俄若衆連中 森本英明 親方
「今みんなが準備に追われているが、38町内のために一生懸命頑張るのでおおまつりの3日間を楽しみに待っていてもらいたい。三俄競演も宮下・上町と協力しながら、見に来てくれる人が楽しんでくれるように一生懸命頑張りたい」
一方、諏訪神社ではまちへ繰り出すのを待っている八角みこしを敬神婦人会のメンバーが磨きあげました。敬神婦人会は諏訪神社を崇拝する女性たちで40年ほど前に設立され、毎月10日に本殿の清掃を行っています。
みこし磨きは例年諏訪神社の世話人の担当でしたが、近年の人手不足もあり、婦人会がことしから担当を引き継ぎました。メンバーは1時間にわたってみこしの金属部分を磨き上げ、230年の歴史をもつ八角みこしの重みを噛みしめていました。
敬神婦人会 メンバー
「磨かせてもらえてありがたい。手が真っ黒になった、せっけんで落ちるかな。こんなこと家に居たらできないから皆さんの喜びに変わったらうれしい」
「子どもの時に大祖父に赤飯をふかしてもらって、諏訪神社で食べたことを涙が出るほど思い出す。諏訪神社で赤飯を食べられるのがありがたいことだった。八角みこしを磨かせてもらえるなんて本当に縁があったんだと思う。10年近く婦人会に入っていて初めてでありがたい」
諏訪神社 佐伯也寸子 宮司
「世話人の人たちも人出がなく、仕事も多く、高齢化も進んでいるなかで、婦人会が『じゃあやります』と手をあげてくれた。みこしの後に付いて歩いていると、昼の光を浴びてもキレイだし、夕方の夕日を浴びてもキレイだし、光っている。当日を楽しみにしている」
八角みこしは26日(水)の正午に諏訪神社の境内を出発して市街地をめぐり、27日(木)の夜11時ごろに恒例の荒みこしを経て、フィナーレの諏訪町入りとなります。
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