2022年08月17日 16:35更新
十日町市と交流のあるクロアチアのブラスアンサンブル、「ブシナ・ブラス・クインテット」が十日町市を訪れ、今月16日から4日間、地元の中学生と高校生に演奏を指導するワークショップを開いています。
十日町市は20年前の2002年、サッカーの日韓ワールドカップで、クロアチア代表チームのキャンプを受け入れたことをきっかけに、クロアチアと交流を続けています。その流れで、クロアチアを代表するブラスアンサンブル「ブシナ・ブラス・クインテット」のコンサートが今月21日、市内で開かれます。
ワークショップは、コンサートに合わせて今月16日から4日間開かれ、クインテットのメンバーが市内の中学校と高校、あわせて5校の吹奏楽部に演奏方法などを指導します。
十日町市教育委員会 庭野日出貴 課長
「音楽を通して国際感覚の醸成、音楽技術の向上につなげてもらえれば」
このうち県立十日町高校では、ホルンやチューバなど金管楽器を担当している5人が指導を受けました。はじめに、吹奏楽は呼吸が大切だとして、吸った息を均等の力で吐く練習をしました。
羽のボールを投げるイメージで息を吸い、吐く
このあと楽器ごとに分かれて、音の出し方について指導を受けました。
ジェリュコさんがアドバイス「エアは止まらない。舌でエアをカットする感じで吹いて」
十日町高校 2年生
「吹奏楽というだけあって息が命であることを改めて感じた。息の使い方を大切にしたい」
十日町高校 1年生
「音にもメリハリが必要。意識したら音の張りができた」
最後にクインテットが演奏を披露しました。
十日町高校 2年生
「プロの演奏は音の厚みが違い、驚いた。音楽は国境を越える。いいですね」
イヴァン さん
「1番伝えたかったのは、音楽を奏でることは楽しいこと。みなさんがエンターテイナー。演奏を超えてみなさんを楽しませてほしい。十日町市との交流については、距離に負けないものを感じる。大陸が違っても人の心がつながっていれば、ここまで発展することができる」
ワークショップの参加者は、21日のコンサートでステージに上がり、クインテットと一緒に演奏することになっています。
※ご覧の記事は、2022年08月20日(土)~ JCVニュースLiNKウイークリーで放送予定(TV111ch)
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