2022年09月09日 16:28更新
家族や親類など、身近な人が認知症になった時、どう接したらよいかを学ぶ出前授業が8日(木)に十日町市立川西中学校で開かれました。
出前授業を受けたのは3年生39人です。
生徒は1学期から福祉について学んでいます。この日は、社会福祉協議会と妻有地域包括ケア研究会が講師を務め、お年寄りとの接し方や認知症について説明しました。認知症の人は、いつも不安で戸惑っていること、そういう時は行動を急かさずに自尊心を傷付けないことが大切だと教わりました。
その後、生徒は4~5人ずつのグループに分かれて、ロールプレイ形式で認知症の人との会話などを体験しました。
生徒
「これまで知らんぷり。これからは積極的に人を助け考えながら接したい。高齢者と目を合わせ言葉を選んで気遣いをしていきたい」
福祉の授業はこの後、車いすや専用の器具を使った高齢者疑似体験などが予定されています。11月には実際に高齢者施設を訪問するということです。
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