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十日町市 新年度予算案 一般会計は7%減の342億円 移住者増やす施策に注力

2023年02月23日 11:18更新

十日町市の令和5年度新年度予算案が22日(水)に発表されました。一般会計予算案は今年度より7%減って、342億500万円です。関口市長は会見で予算編成でU・Iターンをはじめ十日町市への移住者を増やす施策に最も力を入れたと話しました。

関口市長
「積極財政を組もうという趣旨で向かうこともあるが、これからしばらくの間は金融情勢もわからないし、そんなにたくさん借金をしてどうこうというよりもこれまでの果実を享受していく時代がしばらく続くという基本感がある」

十日町市の来年度の一般会計予算案は342億500万円です。今年度より25億6500万円、率にして7%減りました。大地の芸術祭8回展が終了したことや一般廃棄物最終処分場、大巌寺高原キャンプ場の整備事業などが終わったことが減額の主な要因です。

「一番大きいのはU・Iターンより1人でも多くの人に住む場所として十日町を選んでもらえるかが一番大きな点」

新年度の主な事業では移住・定住の促進でU・Iターン者を増やすための事業拡充におよそ6000万円を計上しています。また、移住者の相談や暮らし体験、学生インターンシップを受け入れるための窓口強化に1200万円を計上。さらに新規事業として、官民連携で家族での移住を促す雪里留学モニターツアーの実施などを盛り込んでいます。

一方、大地の芸術祭を活用した観光分野では通年誘客を本格的に進める各種事業に3250万円、次の9回展に向けての準備費用に8750万円を盛り込みました。

関口市長
「令和6年度また芸術祭9回展となるが、そこに向けて発信というかインバウンドをしっかり取り込むことが重要。要は人の流れ。住んでくれる人、訪れてくれる人を作り出すことが一番重要なポイントとなる」

このほか主な新規事業では、周産期医療の維持継続を目指し、産婦人科医を雇用した診療所に月額上限100万円で1日7万5000円の支援金を独自に支給する事業に1200万円。千手中央コミュニティセンターと十日町市総合体育館の照明のLED化におよそ8400万円。森の学校キョロロの空調機器の改修などにおよそ7700万円を計上しています。

十日町市の新年度予算案は3月8日から始まる市議会で審議されます。

 

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