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「わたしの主張」十日町・中魚沼地区代表は中里中3年の高橋紫さん

2024年08月14日 09:09更新

中学生が日ごろの生活で感じたり、思っていることを発表する「わたしの主張」の十日町・中魚沼地区大会が9日(金)、越後妻有文化ホール段十ろうで開かれました。

わたしの主張は時事問題をはじめ、家庭や学校生活の中で中学生が日ごろ感じたり思っていることをテーマに5分間のスピーチを行う大会です。

地区大会には十日町市と津南町の中学生の約8割にあたる1086人から応募があり、この日は各学校で選ばれた代表生徒12人がステージに立ちました。

審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは「私の支えとなる存在」をテーマにスピーチした、十日町市立中里中学校3年の高橋紫さんです。高橋さんは4歳のときに父親を病気で亡くし、中国出身の母親が言葉の壁に苦労しながらも幼い兄妹を育ててくれていました。そんな中、高橋さんが中学2年のとき母親も病気で入院することになり不安を覚えましたが、同時に日頃から自分を支えてくれる大切な家族の存在の大きさに改めて気付いたということです。

「私はこれまでの自分の人生から、家族とはお互いを支えあう『いなくてはならない』存在だと、強くはっきり思います」「私のように、『いなくてはならない』はずの家族が、突然いなくなってしまうこともあるのです。私は家族に伝えたいことがあれは、いや、なくても積極的に言葉や態度に表すべきだと考えます。私はこれから、家族を支える側にまわる準備を始めます。そして、家族に対して感謝の思いをいつもしっかり言葉や態度で伝えていきます。それが、後悔の無い人生を送ることになると思うから」

中里中学校 3年 高橋紫さん
「まさか自分が最優秀賞に選ばれるとは思ってなかったので名前を呼ばれてびっくり。今まで支えてくれた母や兄に授賞したことを早く伝えたい。自分が強調したことを強く言ったり、はっきり伝わるように意識した。県大会では聞いてくれた人が、身近にいる人に思いや感謝を伝えたいと思ってもらえるようなスピーチをしたい」

高橋さんは十日町・中魚沼地区の代表として9月22日(日)に見附市で開かれる県大会に出場します。

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