2024年11月12日 16:13更新
高校生が主体となってまちを盛り上げる「まちなか✕GAKUENSAI」が、十日町市本町通りの4つの施設で9日(土)から2日間開かれました。イベント2日目には、十日町高校の理学部による理化学実験のデモンストレーションが行われたほか、「いこて」で高校生が考案した限定ランチメニューが提供されました。
「まちなか✕GAKUENSAI」は、高校生の活躍の場を作ろうと、8年前からNPO法人市民活動ネットワークひとサポが企画しているもので、今年は本町通りの4施設で2日間にわたって開かれました。
イベント2日目の市民交流センター十じろうには、十日町高校の書道部や写真部、十日町総合高校の華道部、津南中等教育学校のアート部などの作品が並びました。
また施設の3階では十日町高校の理学部による理化学実験のデモンストレーションが行われ、生徒たちが静電気で火花を発生させる機械や液体窒素を使った実験を、クイズを交えて披露しました。
小学3年生
「静電気の実験は手にビリッときた。液体窒素で風船がしぼむのがすごかった」
十日町高校理学部 宮内 海さん
「実験が目に見えてわかりやすい実験なので小学生なども科学や物理をおもしろいと思って、興味を持つきっかけになってくれたらうれしい。実験で伝えたいことを楽しんで伝えることができたのでとてもよかった」
十日町高校理学部 長谷川 隼也 部長
「学校と十じろうなどは規模感が違う。まちなか✕GAKUENSAIは市内の高校が集まって催し物をするので、学校単位ではなくても市内からいろいろな人が来る。基本的に部活は部員だけ集まり、部員以外から見られることはなかなかないので、張り切っている」
妻有ポークの酢豚定食
しょうゆの実でつけた鶏肉と大又豆腐の親子丼
このほか十日町産業文化発信館「いこて」では、地元の旬の食材を使って高校生が考案した2種類の限定ランチメニューが提供されました。
十日町総合高校 羽鳥 陽汰さん
「将来調理師になるのが夢なので今のうちから経験をたくさん積んで、将来に役立てていきたい」
十日町総合高校 羽鳥 温翔さん
「ほかのところでアルバイトをしていて(仕事の)忙しさは体感しているが、いこては普段とは違う忙しさなので、新鮮だが大変だと思った」
NPO法人市民活動ネットワークひとサポ事務局 樋口 優さん
「いろいろな高校で探究の学習を行っているが、地域の人との連携がすごく大事。その点でGAKUENSAIは役に立っているのかなと感じている。来年度も市内の高校と密に連携を取ってさらに参加する高校生を増やしたい。十日町市では四大まつりと言われているが、まちなか✕GAKUENSAIも含めて五大まつりにしていけるように活動していきたい」
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