2024年11月21日 19:02更新
新潟県が取り組む、米飯給食と地場産給食の推進月間にあわせ20日(水)、十日町市内の小中学校で地元産コシヒカリのごはんや妻有ポークを使った特別メニューの給食が登場しました。
これが「キラッと新潟米★地場もんこんだて」と題して十日町産の食材をふんだんに使った給食です。主食の白米は市内では通常こしいぶきが使われる中、今回は十日町産コシヒカリが使われています。
主菜は妻有ポークを使ったハンバーグを油揚げに包んで焼いた「妻有ポークのきつねハンバーグ」。
副菜として小松菜やニンジンなどに、地元の高長醸造場で作られたしょうゆの実をあわせた「しょうゆの実ナムル」。
汁物には地元で採れたさといも、大根、ニンジン、キノコなどに、高長醸造場の赤みそと魚沼酒造で作られた酒かすを加えた「十日町大地のみそ汁」が並びました。
「キラッと新潟米★地場もんこんだて」は11月1日の新潟県教育の日に合わせた取り組みとして、児童生徒に地場産食材を通じてお米のおいしさや地元の魅力を再認識してもらうことを目的に去年から県内全域で行われています。
この日は市内28校の小中学校と支援学校で同じメニューが提供されました。このうち鐙島小学校の給食の様子が公開され、全校児童35人がそれぞれの教室で地産地消に理解を深めながら地元の味を黙々と堪能していました。
児童「いつもよりおいしかった。おいしい食材を作ってくれてありがとうという気持ちで感謝したい」
児童「妻有ポークのハンバーグがおいしかった。おいしい食べ物がたくさんあって良い市だと思う」
児童「十日町の食材を使っていたから特別な感じがした。一生懸命作ってもらった物を感謝しながらこれからも食べていきたい」
十日町市教育委員会 学校教育課 管理栄養士 宮沢 毅さん
「素材の味が児童に伝わりやすいように工夫した。給食の食材は誰かが作っていることを理解してもらい、日ごろから感謝しながら残さず食べてもらいたい。食材の魅力を通して地元産業にも関心を持ってもらいたい」
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