2025年02月13日 12:21更新
あの感動と響きをもう一度!
去年の11月に開かれた100人の市民合唱団による第九コンサートをきっかけに新たな合唱団が、十日町市内に立ち上がろうとしています。4月からの活動開始に先駆けて団員を募集しようと8日(土)に体験会が開かれました。
新たな合唱団を立ち上げるのは去年11月、十日町市文化協会連合会の呼び掛けで実現した市民100人による第九コンサートに参加したうちの有志10人です。活動は4月から本格的に始め、年に1・2回の演奏会を予定するほか、将来的に越後妻有文化ホール段十ろうのホールでの公演を目指します。指導者にはイタリアや日本で数々のオペラの演出を手がけてきた東京都在住の奥村啓吾さんを迎え、現在団員を募集しています。
合唱団代表 庭野正宗さん
「いろんなジャンルの合唱にチャレンジしたい。第九をもう一度やりたいという思いのある人もいる。日本の中学校で歌われている物から昔からある本格的な合唱曲まで、いろんなものに挑戦していきたい。立ち上がったばかりでまだ先も見えてないが、ゆくゆくはこの段十ろうのホールでコンサートをやっていきたい。年に1回はできていたらいいと思う」
この日は本格的な活動開始に先駆けて合唱の体験会が開かれ、約30人が参加しました。ときおり笑いが起こる楽しい雰囲気のなか、参加者たちは奥村さんによる発声やコーラスのレッスンを受けました。
女性参加者
「十日町になかなか市民合唱団がなかった。新しく立ち上げると聞いて、ぜひと思い参加した。こういう機会は貴重なので、集まった皆さんと楽しくいろんな歌を歌いたい」
男性参加者
「還暦を過ぎて趣味があればいいと思った。合唱は中学校以来やっていない。できるかどうかもわからないが、楽しくやりたい」
女性参加者
「楽しい。とても分かりやすくてまた来たくなる。こんな先生がいると思わなかった。久しぶりに第九のときめきがよみがえってうれしい気持ちになった。入団したい。きっと今日参加した人は入団すると思う」
指揮・指導者 奥村啓吾さん
「歌はすごく楽しいということをたくさんの人に知ってもらうことを第1に考えている。ふざけて楽しむのではなく、真剣に楽しむ。真剣に楽しむと人間は成長する。楽しみながら自分のものにしてもらえたらと思う」
この合唱団は中学生以上であれば誰でも入団可能で、4月以降は段十ろうの講堂や千年の森ホールなどで1回2時間半ほどの練習を月に2回行います。月謝は3000円です。また3月14日と29日に参加費2000円で先行レッスンが行われます。先行レッスンの申込みは専用フォームから受け付けています。
詳しくは(newtokamachi.c2025@gmail.com)までお問い合わせください。
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