2025年05月09日 16:06更新
5期目の当選を果たした十日町市の関口芳史市長が8日(木)に就任後初の記者会見に臨みました。今年度の市の当初予算を政策的な新規事業を盛り込まない「骨格予算」で編成したことに触れ、5月中に臨時議会を招集して補正予算案を示すことを明らかにしました。
4月末の市長選挙に伴い、十日町市の今年度の一般会計の当初予算は新規事業など政策的な経費を除いて必要経費だけを盛り込んだ「骨格予算」として初めて編成されました。予算の議決時点で市長の進退を明らかにしていなかった関口市長は、5期目の就任後初めての記者会見で6月定例会前に市議会臨時会を招集し、いわゆる「肉付け」の補正予算案の審議を促す考えを明らかにしました。
関口市長「6月の定例会までの間にもう一度臨時会を招集して、ただの補正予算の形よりも丁寧に議論してもらえるような中で議決してもらえればと考えている」
また6月に更新が迫るJR東日本信濃川発電所の水利権使用許可に関して、「信濃川発電所の共生に関する覚書」の内容を一部変更する調整をJR東日本と進めていることも明らかにしました。
関口市長「覚書を変更する場合は議決案件なので、その辺は調整しています」
記者 「変更する考えはある?」
関口市長「それもJR東日本と今調整中です」
なお、関口市長は県内の20市で構成され、県や国への要望活動などを行う新潟県市長会の会長に新たに選出されています。
関口市長「2年間の任期中には原発の再稼働問題は県政としての大事なテーマのなる。そのときに果たして市長会がどのように行動するか全くわからないが、そうしたことも議論すべき大きな課題のひとつになる。いろんな課題があるからそうしたものが出てきた時には、市長会として行動しないといけないと判断した時にはしっかりと整理して果敢に立ち向かいたい」
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