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イノシシなど鳥獣被害額は前年度の約4倍に増加 電気柵設置研修会

2025年07月28日 17:53更新

農作物の鳥獣被害を防ぐための電気柵の研修会が26日(土)に十日町市役所で開かれ、イノシシやカモシカを原因とした昨年度の市内の農作物被害が前の年度の4倍に膨らんでいることが分かりました。

この研修会は農作物の鳥獣被害の予防に役立ててもらおうと、十日町市鳥獣被害防止対策協議会が開いたものです。市によりますと、鳥獣を原因とする農作物被害の被害額は令和5年度で254万円だったのに対して、昨年度は994万円と約4倍に増え、中でもイノシシによる被害が1番多く、被害額は約600万円。次いでカモシカで約300万円にのぼりました。背景には有害鳥獣の個体数が増加していると見られています。

講師 株式会社うぃるこ 藤原祥史さん
「新潟県内でイノシシの個体数が近年増えてきていることもあり、鳥害獣被害の中でイノシシによる水稲被害の多さが群を抜いている。まず被害がでているところの被害を無くすところから始めないといけないので、1番効果的な対策は防護柵であり、新潟県内では電気柵が主流である」

電気柵は電気が流れるワイヤーでほ場に近づいた動物にショックを与えて追い払うもので、田畑を囲んで使います。狩猟に使われる「くくりわな」や「箱わな」と違って免許や資格は要らず、使い方を学べば誰でも設置が可能で、ホームセンターやインターネットなどで販売されています。

研修会には市内の農家など16人が参加し、対策する動物の種類にあわせてワイヤーの高さを変える工夫や漏電の起きにくいワイヤーの結び方を座学や実習で学びました。

松之山から参加
「今年の被害はハクビシンにナスを食べられた。イノシシによる水稲被害はこれからだと思う。2年前から電気柵を使っているが、きょうの講習に参加して設置する高さや草による漏電など、新しいポイントが分かってよかった。今後畑はハクビシン、田んぼはイノシシからの被害を防げることを期待している」

十日町市鳥獣被害防止協議会事務局 佐藤将俊さん
「環境変化等の影響で十日町市も鳥獣被害が増えてきている。市や農業者全体で1つの力として今後対策していきたい。電気柵設置や狩猟免許取得のための補助金制度もあるので、うまく活用してほしい」

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