2025年08月06日 15:33更新
「賭けない・飲まない・吸わない」を合言葉にしている健康マージャンの魚沼地区を対象とした競技会が初めて、十日町市市民活動センター十じろうで3日(日)に開かれました。
この大会を開いたのは健康マージャンの普及に取り組もうと2013年に立ち上がった「十日町健康麻将の会」です。健康マージャンを通じて地域間交流を育もうと、今回初めて魚沼地区の4市2町で大会を呼び掛けたところ、地元十日町市から11人、魚沼市から3人、南魚沼市から1人、津南町から1人の計16人が参加しました。女性の参加はありませんでしたが、30代から70代後半まで幅広い世代が集まりました。
主催者によりますと十日町では地域の娯楽大会などで健康マージャンが行われるものの、地区によってローカルルールなども存在するため、競技会は赤牌なしでナショナルプロリーグのMリーグと同じルールが採用されました。参加者はゲームごとに面子を変えながら、1半荘60分打ち切りで4回戦までのスコアを競いました。
十日町市から参加 30代
「普段はネットマージャンをやったり、健康マージャンに時々来たりしている。マージャンは4人集まらないとできないのがハードルが高く、覚えなければいけないことも多いので、こうやってみんなで打てるのはいいこと。今までは決まった面子で打っていたが、色んな人と打つと色んなマージャンの打ち方があるので勉強になる。まだまだ自分も強くならなければ」
十日町市から参加 70代
「卓を囲むのは年1回ほど。地域のマージャン大会も毎年出ているが、あちこちで健康マージャンがはじまっている。どんどんやってもらえれば」
十日町健康麻将の会 池田茂幸 代表
「Mリーグが始まったのが一番大きい。麻雀に対する偏見がなくなった。むしろ認知症予防に指先使う、頭使う、人とコミュニケーションとりながらできるということで、いいイメージが強くなってきたと思う。マージャンはコミュニケーションツールとして優れている。初めて会った人でも老若男女関わらず普通にゲームができるし、地域間交流や世代間交流にも使えるのでいいと思う」
十日町健康麻将の会では、魚沼地区など広域を対象としたマージャン大会を今後も開催していきたいとするほか、高校生や中学生など、リアルに牌を触ったことがない人に向けた体験会や初心者教室も開催していきたいとしています。詳しくは十日町健康麻将の会のHPをごらんください。
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