2025年08月06日 18:06更新
8月6日の広島平和記念日に合わせ、原水爆禁止十日町市民大会が越後妻有交流館にある「平和の塔」の前で開かれ、参加者がアンジェラスの鐘の音と共に犠牲者に黙とうを捧げました。
ことしは終戦から80年の節目の年です。今回で71回目を迎えた市民大会には市長や地元議員、一般市民など約110人が参列し、原爆が投下された時刻8時15分にアンジェラスの鐘が鳴らされると、犠牲者に黙とうをささげ、「原爆ゆるすまじ」を斉唱しました。
参列者
「毎年大会に参加している。広島にも長崎にも派遣団として行ってきたこともある。十日町市民も戦争を知らない人がほとんどだから、みんな広島や長崎に行って実際の様子を見たり聞いたりして、次の平和につなげていかなければならない」
六日町高校1年 栁若奈さん
まつのやま学園9年 田邊萌衣さん
式典では去年の広島平和式典に派遣された六日町高校1年の栁若奈さんと、まつのやま学園9年の田邊萌衣さんの2人が原爆ドームや平和記念公園で感じた思いを発表しました。
原水爆禁止十日町市民協議会 星野 景子会長
「私たちが語り継いでいくことが1番大事。派遣事業は今年で32年、義援金を贈呈するようになってから60年と、そこまで続いているところはなかなかなく、継続は力なりと思う。各国で戦争が起こり、悲劇が生まれている。人間は知性も理性もあるので、自分だけのことではなく、皆さんが平和になることを考えていかなければならない」
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