2025年08月20日 14:50更新
中学生が学校や日常生活で感じたことを自分自身の言葉で発表する「わたしの主張」の十日町・中魚沼地区大会が19日(火)、越後妻有文化ホール段十ろうで開かれ、十日町中学校3年の村山綾さんが最優秀賞に選ばれました。
わたしの主張は、社会問題や学校や家庭など身の回りの生活の中で中学生が感じたことや考えていることをテーマに5分間のスピーチを行う大会です。地区大会には十日町市と津南町の中学生の約8割にあたる1139人からエントリーがあり、この日は各学校から選ばれた代表生徒12人がステージでスピーチしました。
十日町中学校 村山綾さん(3年)
審査の結果、「本当の友達」をテーマに話した十日町市立十日町中学校3年の村山綾さんが最優秀賞に選ばれました。
村山さんは中学2年生のときに所属する部活動での話し合いで、感情的になって友人と言い争いになりました。その後、自分の意見だけを主張したことに後悔し、家に帰ってすぐに喧嘩した相手に電話をすると、自分が知らなかった相手の事情や悩みを知ることができたということです。スピーチでは本音をぶつけ合うには勇気が必要だが、互いの本音を知ることで真の理解が生まれ、信頼できる本当の友達ができたと話しました。
「喧嘩は相手より優位にたったり自分の意見を押し通したりするためではなく、本音を伝え合うためにあります。このことをお互いが意識することが重要です」
十日町中学校 村山綾さん(3年)
「みんな素敵な発表ばかりで自分が選ばれたことは嬉しかったし、驚いた。実体験を思い出しながら、その時の気持ちになり切れるように頑張った。友だちは身近な存在で、そんな中で悩むことも多く、よく考えることが大切なことだと思い、同じような友達関係に悩んでいるに気付いてほしかったので題材にした。県大会はレベルも高くなり、内容やスピーチの仕方も高くなると思うので、しっかり練習をして『県大会を突破』という気持ちで頑張る」
十日町中学校から最優秀賞に選ばれたのは12年ぶりで、村山さんは十日町・中魚沼地区の代表として9月21日(日)に新発田市で開かれる県大会に出場します。
<審査結果>
最優秀賞 「本当の友達」十日町市立十日町中学校 3年 村山綾
優秀賞 「支えてくれる存在」十日町市立水沢中学校 3年 藤原美織
優秀賞 「命をいただきます」新潟県立津南中等教育学校 3年 熊木りよ
特別賞 「周りに目を向けて」津南町立津南中学校 3年 小林義周
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