2025年08月25日 16:56更新
川西地域上野地区の夏の恒例イベント「大仮装大会」が23日(土)に開かれました。ことしから運営主体が変わって新たな企画「真夏のハロウィン」も催され、多くの参加者が様々な姿に扮してイベントを楽しみました。
この大仮装大会は地域の絆を深めながら、非日常を楽しもうと上野地区で毎年夏に開かれている恒例イベントです。元々、川西商工会内の組織だった上野商工振興会が運営を行っていましたが、商工会の合併に伴って振興会も解散となり、一時はイベントの存続が危ぶまれたものの、今年新たに立ち上がった住民団体の「うえの祭盛会」が引き継ぐこととなって、無事に58回目を迎えることができました。
祭盛会ではより地域の絆を深めようと、会場も上野小の校庭から上野諏訪神社の境内に移したほか、「真夏のハロウィン」と題打って、コスプレや仮装をしてイベントに参加すると抽選で景品がもらえる新しい催しも用意し、会場には約250人が集まりました。
地元から
「平成ギャルコスプレをしてみた。16時くらいから準備をしてけっこう時間がかかった。このお祭りはとても楽しい。毎年あってもいい」
地元から
「自分の仮装を自分で見ていなかったが、みんなが自分を見て笑ってくれて、それにつられて自分も笑えてすごく楽しかった。いろいろな人の仮装といろいろな人の笑顔を楽しみに参加している」
大会の本戦には、地元のグループのほか、小白倉集落に滞在中のイギリスの建築学校AAスクールの学生たちなど合わせて6チームが出場し、手作りの仮装に身を包み、寸劇などのパフォーマンスを披露しました。
審査の結果、小白倉集落の開発をたくらむベンという人物が嵐に襲われ、最終的に集落に残るありのままの自然の良さに気づくまでをニュース仕立てで演じた、AAスクールによる13人が見事優勝を果たしました。
優勝チーム
「夏の間小白倉でワークショップをしていて参加しに来た。仮装大会に参加できて楽しかった」
うえの祭盛会 上村保弘副会長
「最初は開催そのものが危ぶまれたというか、どういう内容でやれるのかという心配があった。なんとか開催ができてほんとうによかった。上野商工振興会がこのイベントをずっと守ってくれて、その下地があったのでそれをベースに肉付けをしてグレードアップして開催できた。上野の祭りと言えば『仮装大会』というイメージを地域の人たちは持っていた。それをなくしてしまうのは惜しいと思う志をもった人が多く、今回運営を引き継いだ。続けられるかぎりやっていきたい。来年はもうちょっと趣向をアップさせたイベントを考えているので期待してほしい」
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