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全国地域安全運動に合わせ 十日町市防犯パトロール出発式

2025年10月15日 16:27更新

全国地域安全運動に合わせて防犯パトロールの出発式が14日(火)、越後妻有文化ホール段十ろう前で開かれ、市内の防犯団体がスーパーなど5店舗で犯罪の被害防止を呼びかけました。

これは犯罪のないまちづくりを目指して、10月11日から20日まで行われている全国地域安全運動に合わせ、毎年行われています。今回のキャンペーンで十日町警察署管内では「鍵かけ」、「個人情報は教えない」「お金の話が出たら詐欺を疑う」の3点を重点的に呼びかけています。

防犯パトロールの出発式には、十日町地区連合防犯協議会に所属する5つの防犯団体から約40人が参加しました。

十日町警察署 生活安全課 高野数馬 課長
「非常に防犯に対する意識の強い地区だと感じているので、引き続き詐欺被害等に注意してほしいと考えている。まずは鍵かけが防犯の第一ということで鍵かけをしてほしい。不審な電話だったりメール、SNS、そういったものに注意し何か気になることがあればすぐに警察署なりに相談してほしい。最近流行っているものは警察官などの公職を名乗ってみたり、具体的に存在する通信事業者からの未払いの費用を払うよう言われることがある。なかなか見抜くのは難しいと思うが、お金の話がでたら、まずおかしいと考えてほしい」

参加者は青色回転灯パトロール車で段十ろうを出発したあと、スーパーやショッピングモールなどの5店舗に分かれて、チラシと一緒にトイレットペ―パーやポケットティッシュを配り、防犯を呼びかけました。

十日町警察署によりますと、今年1月から8月までの管内の犯罪件数は105件にのぼり、そのうちの半数以上が窃盗被害となっています。また特殊詐欺被害はすでに去年より3件多い5件発生していて、被害総額は2425万円となっています。

十日町市防犯協議会 鈴木龍次 会長
「特殊詐欺も9種類から10種類くらいある。海外からのロマンス詐欺だったり、最近では警察を名乗る詐欺が多く発生している。まだまだこの地域ではそれほどではないかもしれないが、全国的には若い世代、特に30代、その次に20代が多い。以外と高齢者は以外と被害件数が低い。高齢者に限らず、若い世代にも被害が拡大している実態がある」

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