2026年05月12日 12:13更新
十日町市は市外からの観光客や通勤・通学する人に十日町駅を快適に利用してもらおうと、駅に隣接する観光案内所を10月に全面リニューアルします。これに伴い、ほくほく線開業と共に29年の歴史がある「立ち食いそば 雪中庵」が5月末で閉店することになりました。
十日町市は市外からの観光客をはじめ、現在も多くの利用がある高校生や専門学生などから十日町駅をより快適に利用してもらおうと、構内にある総合観光案内所のエリアをこの秋に全面リニューアルします。
これまであった観光案内カウンター、売店、飲食店のスペースをひとつにまとめ、新たに飲食スペースを作ります。また、多目的スペースだった場所には売店。観光協会の事務室の前には観光案内カウンターを移設する計画です。市ではこの施設改修などに1400万円を今年度予算に計上しています。
関口市長
「高校生など通勤・通学で多くの人が利用していることが事実なので、それぞれの利用者のニーズに応えないといけないという思い」
このリニューアルに伴い、現在の飲食スペースで営業してきた「立ち食いそば 雪中庵」が5月31日(日)を最後に閉店することになりました。雪中庵は、県内各地でへぎそばを提供している越後十日町小嶋屋が「そばのファーストフード店」として、ほくほく線が開業した平成9年3月から十日町駅で営業を始めました。当初は名前の通り、待合室前で立ち食い形式でしたが、2015年の駅舎リニューアルで現在の場所に移転し、テーブル席で食べられるようになりました。
そばつゆの「かえし」は本店と同じ自家製のカツオベースで、天ぷらは毎日本社で揚げたものを使っています。「やすい、はやい、うまい」を売りに市外からの観光客をはじめ、地元の勤め人や学生たちのお腹を満たしてきましたが、ほくほく線開業と共に歩んできた29年間の歴史に幕を閉じることとなりました。
利用客
「仕事の日には毎回利用している。立ち食いそばの中では一番おいしい。手軽で安かったので、個人的に閉店は困る。今後のお昼ご飯は弁当を持参しないと」
「かけそばが好きで手軽なので月に一回は来ている。今月で終わることを知らなかった。十日町にはこういうかけそばがあまり無いので残念」
越後十日町小嶋屋 小林均 代表取締役社長
「29年は長かったが、あっという間に過ぎた。コロナ禍のときはお客が来なくて大変だったが、その間も店は閉めずに値上げもしないで頑張ってきた。ホントはここで長く続けたいが、人材や採算の問題から続けることは難しい。またどこかで雪中庵を再開できれば」
なお、十日町市では10月1日(木)にオープン予定の総合観光案内所の全面リニューアルに伴い、飲食テナントを新たに募集しています。出店条件は観光客向けの「地域色豊かなメニュー」と通勤・通学客向けの「日常的なメニュー」をバランスよく提供することや、昼食、カフェ、居酒屋のニーズをカバーする営業時間の運営などとなっています。申込期限は6月22日(月)までです。詳しくは市のホームページをご確認ください。
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