2026年08月10日 16:48更新
9月に東京都で開かれる知的障がいのある人たちの全国スポーツ大会「スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム」に、十日町競泳プログラムに通う柳七恵さんが出場します。このほど、大会を前にした最後の地元練習会が川西地区のひだまりプールで行われました。
柳七恵 さん
知的障がいのある人たちの活躍の場「スペシャルオリンピックス」の全国大会に出場するのは、ワークセンターあんしんに通いながら、十日町競泳プログラムに参加している柳七恵さん34歳です。十日町競泳プログラムは、スペシャルオリンピックスの新潟県組織が運営する知的障害のある人を対象にした水泳教室です。
柳さんは先天性の障がいがありながら、幼少期から水泳に親しみ、十日町競泳プログラムが設立された2005年からこの教室で練習を続けてきました。
これまでに15歳の時と19歳の時にも新潟県代表としてスペシャルオリンピックスの全国大会に25m自由形で出場しています。柳さんは15年ぶりに県代表に選ばれ、今回は50m自由形に出場することになりました。これまでに出場した記録会で50mに挑戦したこともありますが、柳さんにとってはルールの理解が難しく、競技の途中でプールの底に足をつく、ターンの際にプールサイドを掴むなど、泳法違反をとられてしまった苦い経験もあります。
この日はコーチと一緒に、苦手なターンのときに足をつかないようにする特訓を念入りに行いました。
柳選手の父 洋治さん
「マイペースで泳いでいる姿を見ると思わず『頑張れ』と心配になるけど、本人はそれで満足しているみたい。完泳して記録を残してもらえればありがたい。後はとにかく楽しんでほしい」
柳選手の母 英子さん
「障がい者がスポーツをやること自体ハードルが高い。娘は『クロールを力いっぱい頑張りたい』と言っていた。ターンが不得意なので、無事にターンをして50mを泳ぎ切ってほしい。不安はあるけど、本人も力いっぱい頑張るといっているので楽しみにしている」
SO新潟選手団 佐藤浩子コーチ
「練習の時は言われたことは素直に聞いて泳ぐし、ターンの練習も上手くできるようになった。安心して出場し、ケガや事故なくお家まで戻ってくることが一番大事なので、コーチとしてしっかりサポートしたい」
柳選手が出場する「第9回スペシャルオリンピックス夏季ナショナルゲーム」は9月4日から3日間、東京都で開かれます。
十日町競泳プログラム 細井哲明 ヘッドコーチ
「七恵さんは当初、25mを泳げるかどうかだったのが、繰り返し練習することでできることが増えてきた。私たちも関わっている中で、アスリートたちの成長を見るのが楽しい。障がいの有無や得意不得意に関わらず、お互いのことを気に掛けながら支え合って地域生活ができていったらありがたい」
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