2026年08月20日 11:08更新
若手人材の確保に向けて、高校生や大学生などに十日町市内の企業や仕事を知ってもらうための合同インターンシップが17日(月)から21日(金)までの間、市の主催で初めて開かれました。
合同インターンシップは市域全体で人材不足に悩む状況を改善しようと、十日町市が初めて企画しました。行政、教育、観光、IT、建設・インフラ、製造の8つの分野のコースが用意され、参加者はその中から、興味のあるコースを選び、5日間の日程の間に市役所や市内事業所の仕事を実際に体験したり、働いている若手スタッフと交流して、仕事のイメージを掴みます。
初開催となった今回は市内に住む高校生1人と市外出身の大学生、大学院生をあわせた6人が参加しました。
十日町市役所 産業観光部 産業政策課 経営支援係 主任 白井大博さん
「学生の傾向として8割から9割くらいがインターンシップをするので、実際に十日町市の企業でインターンシップを受けているところがなかった。就職場所がないと言われるが、おもしろい企業がたくさんあることを発信していくことが初めの1歩だと思う」
このうち、観光系コースを選んだ市外出身の大学生2人は共立観光で十日町市内に住む人向けの観光ツアーの作り方を学んだほか、この日は市内の代表的な観光地、清津峡や美人林を見学して、観光客をもてなすプランや受け入れ体制について考えました。
大学生 近綾佑さん
「高齢化と人口減少が進んでいて、魅力がありつつも発信できていないと感じた。アートが有名なので、写真スポットなどを若者向けにPRして地方活性化をするプランを考えていきたい。3日間ほど滞在したが、ゆったりとした雰囲気で、私もゆったりとした雰囲気が好きなので、十日町に住んで仕事をして心豊かに暮らす生活もいいと思った」
大学生 有泉心結さん
「最初は十日町駅のアーケードの商店街が印象に残った。『こんなにたくさん店があるんだ』と、元気にやっている印象が強かった。人手不足が深刻なんだと垣間見えた。SNSで見る限り、観光に力を入れていると感じていたが、実際に来てみるとうまくいっているところも、うまくいっていないところもあると感じた。よりよくしていくために人手は必要だと感じられたので『自分でもできることがあるかも』と思うきっかけになった。十日町で働くのもいいなとイメージが湧いた」
十日町市役所 産業政策課 白井大博さん
「正直なことを言うと、もう少し学生に集まってほしかったが、十日町市出身ではない学生がほとんどで、私たちにとってうれしい収穫だった。十日町市の人材確保として、若い働き手の確保は1番の目標だが、最終的には私たちが主導でなくても、市内の事業者が自分たちでPRして、学生を受け入れてインターンシップができるようになれば理想だと思う」
合同インターンシップの参加者は21日(金)に段十ろうで、5日間の活動の成果発表会を行います。
Copyright (C) 2026 十日町タウン情報 All rights reserved.