2026年08月27日 15:17更新
地域密着型の地域おこし協力隊として東下組地区を担当した田近泰菜さんと、松之山の布川地区を担当した髙橋美梨加さんの退任報告会が十日町市役所で26日(木)に開かれました。
地域おこし協力隊の3年間の活動を終えるのは8月末で退任する田近泰菜さん。9月末で退任する髙橋美梨加さんの2人です。
神奈川県川崎市からやってきた田近さんは地域密着型の隊員として東下組地区を担当し、地元で採れた農作物を地域の人と一緒に地域の外へ出て販売して販路拡大に努めたほか、ゲートボールやボッチャを通じて、住民同士の交流の輪を広げる取り組みに力を注いできました。田近さんはこれからも十日町市に定住し、下条地域にある農機具販売会社に籍を置きながら、これまでの活動を続けていくということです。
田近泰菜さん
「段十ろうであった介護予防講座に『どうせ生きるなら楽しく生きようじゃねぇか』をテーマに地域の人たちと一緒に参加したり、地域の健康作りと農産物の販路拡大を2本立てとして、ほかにもボッチャやゲートボール等スポーツを地域に普及する活動をしてきた。ミスしても『あちこたねぇ』と許してくれたり、雪捨てでもめたりしないおおらかな東下組の人たちだったから、自分の性格に合っていて定住しようと思えた」
一方、東京都台東区からやってきた髙橋さんも地域密着型として松之山地域の布川地区を担当し、担当エリアの農業支援や布川産のお米を使った地域の高齢者向けのお弁当の調理。さらに松之山地域全体を対象にことし初めて開かれた「まつのやま夏祭り」の企画・運営なども行ってきました。
高橋さんはこの8月8日に松之山在住の男性と入籍し、旧姓の野津から高橋に名字が変わりました。こうした3年間の中での経験や大きな転機が高橋さんを後押しし、夢にしている飲食店の出店を見据えながら、今後も松之山で定住していくということです。
髙橋美梨加さん
「3年間があっと言う間すぎて実感がわいていない。その時その時は大変だと思っていたけど、振り返ると一瞬。3年目にやった『まつのやま祭り』は浴衣とかを着た子どもたちが集まってワイワイしている姿を見たときにやってよかったと思ったし、一番長く記憶に残ると思う。今年度の婿投げに参加したいので応募する。これまでは周りの人に助けてもらいながらの生活だったので、自分の力で暮らしていけるようになりつつ、自分のお店を持ちたいという夢は今も変わらないので、叶えられるように動き続けたい」
なお、十日町市地域おこし協力隊の退任後の定住率は今回の田近さんと、髙橋さんを含めて74%となっています。
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