2022年10月25日 18:21更新
小学生の登下校の見守りなど、長年にわたり安全なまちづくりに貢献したとして、十日町市の男性2人が防犯功労者として表彰されました。
表彰されたのは、十日町市の桾澤英男さんと鈴木龍次さんです。
桾沢さんは小中学校の教員などを務めた後、夜間の少年補導活動などに取り組み、平成4年には県警察補導員を務めました。88歳の現在も、警察署近くの交差点で小学生の登下校の見守りに力を入れています。今回こうした実績が認められ、警察庁長官などから表彰され、防犯功労者防犯栄誉金章を受章しました。十日町警察署管内では3人目の受章です。
桾沢さん
「時代が悪いときに子どもを夜中に補導した。いい社会になった、我々の成果を楽しみながらやっている。卒寿まで頑張りたい」
一方、鈴木さんはおよそ20年前から、川治地区で青色防犯パトロールに取組み、現在は南地区のリーダーを務めています。また、平成27年からは十日町市防犯協議会の会長を務め、高校生を対象にインターネットやSNSの被害を防ごうと防犯対策に取り組んでいます。こうした活動が認められ、関東管区警察局長などから防犯功労者として表彰されました。
鈴木さんは活動のかたわら、全国地域安全運動青パト活動写真コンクールに応募して入選し、ダブル受賞を果たしました。
鈴木さん
「最近は状況が違ってきた。SNSが流行りそれによって犯罪被害も多々ある。地域安全を考えながら、体の許す限りでできるなかで活動させてもらいたい」
十日町警察署 山岸信行署長
「地域を守る強い意志を感じる。警察として心強い、これからも続けてほしい」
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