2023年02月18日 19:02更新
3年ぶりとなる第74回十日町雪まつりが18日に開かれ、雪像の出来栄えを競う「雪の芸術展」の最高賞には、北原・中条新田地区の「竜虎相搏 ~リュウコアイウツ~」と、本町一丁目の「扉の向こう側へ」の2作品が選ばれました。
十日町雪まつりの開催は新型コロナの影響などで実に3年ぶりです。今回から祭の規模や内容を見直し、これまでの3日間から1日のみの開催となりました。
このうち祭一番の魅力でもある「雪の芸術展」の審査対象となったのは特別部門にエントリーした13作品です。審査の結果、最高賞の新潟県知事賞には、北原・中条田地区の若者たちで作る北新会with新田イベント研究所の「竜虎相搏 ~リュウコアイウツ~」が初めて選ばれました。この作品はその名の通り竜と虎がにらみ合うデザインで、雪像づくりで他の団体とのレベルの高い戦いをしようという願いを込めて作られました。竜は団体で度々モチーフにしてきましたが、虎は初挑戦ということで制作に苦労したということです。
北新会 樋口俊樹 会長
「最高賞を今までずっと狙っていたので初受賞できて大変うれしく思う。これまでの過去最高は2位。久しぶりの開催で受賞できてよかった」
雪像制作リーダー 山田仁志さん
「正直とれると思っていなかったので、とてもうれしい。各チームが競い合ってレベルの高い戦いをしたいということで、そんな願いを込めて、竜虎相搏という作品を作った。作りたいものとコンセプトが一致したところが、一番よかったと思う。竜はよくチームの作品に登場してきたが、虎は初めて作ってうまくいくか心配だったが予想以上の出来、いい賞がとれる感触はあった」
また同じく最高賞の「十日町市長賞」には、本町一丁目四区合同の「扉の向こう側へ」が選ばれました。本町一丁目地域の最高賞受賞は、2009年以来、17回目です。
この作品は、古代遺跡の扉の奥では全ての物が螺旋状に浮遊する不思議な世界になっていて、そこに一人の少女が迷い込んだストーリーを描いています。本町一丁目四区合同 湯澤一彦 代表
「嬉しい!作品の扉の前を作る人、後ろを作る人、それぞれ違う。自分のパートをしっかりもった中で各自で納得のいく作品を作ってくれた。なので、扉の奥も、手前もしっかり見てほしい」
新潟県知事賞
竜虎相搏 ~リュウコアイウツ~/北新会with新田イベント研究所
十日町市長賞
扉の向こう側へ/本町一丁目四区合同
十日町市観光協会長賞
アリス再び 紀元前おわりのはじまり/七和地区振興会
十日町市議会議長賞
希望へのいざない/馬っぱんしょ
十日町商工会議所会頭賞
―風の谷からロマンを求めて―2023新たな旅立ち/アウト・ドア・ファミリー4クラブ
十日町市商店街連合会長賞
ポケットモンスター スノーレット/城之古青年会
十日町市文化協会連合会長賞
仲良し!!/下条商工会
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