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ベルナティオ従業員24人が「唎酒師」の資格に挑戦!

2023年03月03日 12:04更新

十日町市を訪れる観光客に地元の日本酒の魅力を発信していこうと、あてま高原リゾートベルナティオのスタッフ24人が28日(火)に唎酒師の資格取得に挑戦しました。

ベルナティオの従業員が黙々と取り組んでいるのは、日本酒の香りや味わい方の評価や表現方法を習得する唎酒師のテイスティングの試験です。唎酒師は民間の資格で、日本酒のソムリエとも呼ばれています。日本酒の基礎知識はもちろん、料理との相性や飲み手にあった日本酒が提供できるようプロモーション能力を身に着けることができます。

ベルナティオではこれまで、レストランとブライダル部門に2人取得者がいましたが、今回、従業員のおよそ1割にあたる24人が取得を目指しました。

ゼネラルコーディネーター岡村祐子さん
「新潟のお酒をお越しになるお客様にすすめられるように勉強していこうと資格取得の企画がスタートした。日本酒のことを理解して自信をもってご案内できると思っている」

この日は、唎酒師を認定する日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会の常務理事で津南町出身の板場正義さんなど3人がベルナティオを訪れ、日本酒についての実践的な指導をしたのち、試験講師を務めました。

受験者はこの日をめがけて、今年1月からテキストを元に自主学習に励んできました。受験者はレストランの接客係だけでなく、厨房係や営業部門の人たちもいます。

調理部スタッフ
「資格取得で日本酒とこの料理が合うと分かり幅が広がる。お酒と料理のペアリングはサービス係がやるが、調理スタッフがやっても面白いかもと思った」

営業部スタッフ
「例えるものをきちんと知っていないと正しい表現にならないと改めて分かった。お酒の味だけではなく表現する方の香りや味わいを勉強しなくてはいけないと思った。営業部署でホテルを案内しているので、提案の中に箔をつけたい」

レストランスタッフ
「今まではメニューに書いてあることしかおすすめできなかった。これからは、もう少し深いところで自分の言葉でおすすめできるようにしたい」

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 板場正義 常務理事
「企業で24人一度に受験というのは全国的にも珍しいパターン。楽しむシーンや料理の提案が味わいのアプローチ以外にもできることで、色々な地域の特産品の案内にも繋がってくる。松乃井、天神囃子など魚沼のお酒を扱う部分でもう一度、今回の勉強会が地元の日本酒をより多く知ってもらうきっかけになれば」

板場さんによりますと唎酒師の合格率は7割ほどということですが、試験の結果、ベルナティオの従業員は24人全員が合格したということです。

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