2023年06月05日 17:33更新

十日町を拠点に活動している女子サッカーの実業団チーム「FC越後妻有」が北信越女子サッカーリーグで、今シーズン初めてのホーム戦に臨み、昨シーズンの1部リーグチャンピオン、新潟医療福祉大学に挑みました。

今シーズン初のホーム戦。当間多目的グラウンドクロアチアピッチには、両チームのサポーターあわせて300人が駆けつけました。　

FC越後妻有は昨シーズン、北信越２部リーグで優勝。今シーズンは1部制となったリーグに参戦し、8チームが総当たりで全14試合を戦います。チームはここまで6戦して5勝1敗。十日町が拠点のFC越後妻有のホーム戦は雪解けを待ってからの開催となり、この日がホーム初戦になりました。

ユニフォーム白がFＣ越後妻有

相手は昨シーズンのリーグチャンピオンの新潟医療福祉大学です。試合は前半、お互い果敢にゴールを攻めます。試合が動いたのは前半11分。FC越後妻有は味方へのパスを相手にカットされると、ディフェンダーも交わされ先制点を許します。

その後は、相手にボールを握られる時間が長く続きましたが、FC越後妻有の1番キーパー木村、体を張ってゴールを守り、前半は0対1で折り返しました。

後半、FC越後妻有はサポーター大声援を力に反撃に出たいとことでしたが、開始早々5分、こぼれ球を決められ追加点を許します。その後も得点を許す厳しい展開となりました。

後半17分FC越後妻有は見方のロングパスを9番キャプテンの石渡が受けてシュートにつなげますが、相手キーパーの好セーブにはばまれ、得点はなりませんでした。その後も相手の勢いを止めることができず、FC越後妻有は0対6でホーム初戦を落としました。

石渡美里キャプテン
「相手は上手だった、もっとできたと思う。課題ばかりが見えている感じ。応援の姿はうれしかった。足を運んでもらったのにこういった試合になったことが悔しい」

元井淳 監督
「自分たちの準備してきたことが相手に上回られた。前半できていたが、後半相手がやり方を変えてきたところで、自分たちが躊躇してしまい連続失点したのは、私の反省点。1戦1戦、成長してその中で高みを目指していきたい。来てもらったサポータには、笑顔で帰ってもらいたい。この前のゲームより良かったと思ってもらえるような、戦う姿勢を見せられるように準備をしたい」

サポーター
「5勝1敗で来ていたので期待していた。残念。次回はなんとか勝ってもらいたい」

石渡美里キャプテン
「地域の人は、みんな家族のように応援してくれたことがひしひしと伝わって時間を作ってきてくれている。どうすれば次に良い勝負ができるか映像で分析して練習をしたい。次節も頑張る」

次回は6月17日（土）、同じくホームで今シーズン1度勝利している北陸大学フィオーレと対戦します。ホームでの初勝利に声援を送りましょう。