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全国えだまめ選手権最高金賞の「妻有茶豆」 出荷最盛期

2023年07月26日 17:40更新

去年開催された第1回「全国えだまめ選手権」で最高金賞に輝いた、苗場高原生産組合のブランド枝豆「妻有茶豆」の出荷が始まっています。

妻有茶豆は平成21年に設立された苗場高原生産組合が栽培しているブランド枝豆です。標高平均420メートルの山間地で栽培されるため、昼夜の寒暖差により枝豆の甘みが強くなるのが特徴です。去年開かれた日本野菜ソムリエ協会主催の第1回「全国えだまめ選手権」では全国各地から集められた21の枝豆の中から「トウモロコシを思わせる強い甘味」と高い評価を受け、最高金賞に輝きました。

組合では十日町市の当間高原をはじめ、川西地区や中里地区、となりの津南町などで枝豆栽培に特化して取り組んでいます。作付けの広さは74ヘクタールにも及び、収穫量はシーズンで180トンほどになります。ことしの収穫は7月20日から始まり、組合では連日、選別機などをフル稼働させ、出荷作業に追われています。

苗場高原生産組合 柳恵一代表
「標高が200から650メートルくらいで、その寒暖の差が味を上げる一番の秘訣。それと妻有地区の土壌は魚沼産コシヒカリのように、他県とは違う味に育つ、恵まれた土壌と生産者としては感じている。天候に恵まれて販売も順調。収穫は一日平均3トン半くらい、多い時は6から7トンとなる。スタッフみんなで枝豆食べながら繁忙期を乗り越えていきたい」

組合では品質管理のため、点在する農場ごとに土壌分析を行い、それぞれの場所に必要な肥料成分を与えています。また、スマートフォンで管理の記録をとり、スタッフの間で情報共有するなど安定栽培に取り組んでいます。

苗場高原生産組合 柳恵一代表
「手が止まらなくなるというかね…桃やメロンとは比較できないが、糖度計にかけると11、12、最高で13度を記録したこともある。茶豆は風味があるので皆さんに楽しんでもらえたら」

妻有茶豆の出荷作業は9月末まで続きます。主に首都圏のスーパーに卸されるほか、市内では「四季彩館ベジぱーく」や「道の駅クロステン十日町」にも並びます。

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