2023年09月12日 11:11更新

新型コロナウイルスの感染が生徒の間に広がっているとして、県立松代高校は12日（火）から臨時休校となります。

県教育庁によりますと、松代高校の全校生徒は約110人で、学級で欠席率が1割、罹患率が3割を超えると学校を休校にする目安基準を設けています。学校では3年A組を9月7日（木）から10日（日）まで、2年A組を8日（金）から11日（月）まで学級閉鎖にしていましたが、生徒の感染がさらに拡大している状況を判断し、12日（火）から13日（水）までを臨時休校にしました。11日（月）に登校した生徒に対しても授業をせずに帰宅させたということです。学校では生徒たちの状況を確認しながら、14日（木）から再開する予定です。

県の感染症情報によると、8月28日（月）から9月3日（日）までにおける新型コロナウイルスの報告数は、十日町保健所管内は定点医療機関あたり32.00人（前週は31.00人）と、県全体の22.65人を上回っています。また、今年5月8日に新型コロナウイルスが感染症法で5類に移行して以降、県立高校の休校措置は松代高校が県内で初めてということです。