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ひらめきや工夫満載の力作勢ぞろい!郡市発明工夫模型展・生物標本展

2026年09月16日 16:44更新

十日町市と津南町の小・中学生が夏休みに作った模型や発明品、生物の標本などを展示する作品展が千手中央コミュニティセンターで12日(土)から3日間開かれました。

この展覧会は子どもたちにモノ作りの楽しさや利便性を考える発想力のほか自然への興味・関心を持ってもらおうと、十日町市立理科教育センターが毎年開いています。

ことしは十日町市と津南町の小中学生から「発明工夫・模型の部」に403作品、「生物標本の部」に152作品、合わせて555作品が出品されました。

発明品や模型の部門では段ボールなどを再利用したり、木の実などの自然物を使った作品が多く見られるのが近年の傾向でしたが、今年はLEDライトを使って光の演出を取り入れるなど電子機器を活用した作品もあり、子どもたちの創意工夫に広がりが見えています。

こちらは十日町市長賞を受賞した千手小学校6年、田辺領さんの作品「神宮寺~三十三年に一度の御開帳~」です。

神社やお寺が好きな田辺さんは、ことし長期大開帳の年となった神宮寺のかやぶき屋根を使わなくなった封筒や紙袋を使って再現したほか、段ボールや古着を使って観音堂や旗、幕などを表現しました。社殿の中をのぞき込むと、御開帳された秘仏も用意されるなど細部まで精工に作られています。

こちらは津南町長賞を受賞した、津南小学校5年石原千洋さんの作品「海ごみ三十六景」です。

ゴミの削減につなげようと石原さんは、葛飾北斎の名画「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」を砂浜で集めたゴミを使って再現しました。色のついたプラスチックで波の色や流動感を表現し、さらに波を階段状にすることでより立体的に表現しています。

発明工夫の部では西小学校の6年生小菅咲さんの作品、「部屋の中 みえーる君」が十日町市長賞を受賞しました。

小菅さんは、自分や家族が新型コロナなどの感染症にかかったときに家族が安心して看病できるようにと、透明なプラスチック板をはめ込んだフレームを7つ繋げた道具を作りました。これをふすまと柱の間に挟むように設置することでふだんはしっかりと部屋を閉めたまま室内の様子がわかるほか、食事などの出し入れのためいちばん下の部分だけは開け閉めが可能となっています。

また、生物標本展昆虫標本の部では、中条中学校1年瀧沢晃太郎さんの「十日町市アリ類新調査」が優秀賞を受賞しました。瀧沢さんは、市内各地に生息するアリを調査し、33種類を見つけて標本にまとめました。

その中では、全国的に希少とされている「ホソノコバウロコアリ」をはじめ、森の学校キョロロが過去に市内で行った調査でも発見されなかった「イガウロコアリ」、さらにこれまで松之山のブナ林でのみ生息が確認されていた「ノコギリハリアリ」を四日町地区でも発見しました。

なお今回入選した作品のうち、「発明工夫と模型の部」は県立自然科学館で10月8日から開かれる県展に、「標本の部」は10月30日から長岡市さいわいプラザで開催される昆虫標本展に出品されます。

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