2023年11月10日 18:17更新

本格的な雪のシーズンを前に、十日町市や津南町の県道で活躍する除雪車の出動式が10日（金）に初めて開かれました。

十日町地域振興局の除雪区間は十日町市と津南町の県道あわせて420キロで、264台の除雪車が作業にあたります。出動基準は積雪が車両道路は10センチ、歩道は20センチに達した場合です。

十日町地域振興局としての出動式は過去に開催がなく、今回初めて開かれ、作業を請け負う企業の従業員など45人が出席しました。

十日町地域振興局地域整備部の高橋幸彦部長は「近年は異常な集中降雪が続き、この地域でもその危険性がある。心に留めてもらい、日々の除雪に勤めてもらいたい」と訓示を述べました。

続いてオペレーターを代表して、村山土建の村山孝之さんが「除雪作業を安全第一で作業することを念頭に、無事故無災害で春を迎えられるよう作業員一丸となり、努力することを決意し表明する」と宣誓しました。 

また出発式には慈光こども園の園児41人が参加し、オペレーターたちに「除雪のおじさん、今年も頑張ってください！」と応援エールを贈り、普段は乗れない除雪車の乗車体験をしました。

維持管理課 中林照雄課長
「地域の道路確保の安全安心を届けるために、県と業者が一緒になって対応していきたい」