2023年12月15日 17:52更新

北越急行は来年3月16日からのほくほく線のダイヤ改正を発表しました。運行本数で大きな減便や増便はなく、越後湯沢駅と直江津駅で新幹線や他の在来線との接続が見直されました。

上越新幹線との接続が改善されたのは17時発の直江津発越後湯沢行きの便です。現行ダイヤでは十日町駅で10分、六日町駅で9分停車している影響で、越後湯沢到着が18時40分となり、上越新幹線への乗り換えは19時5分発の「とき342号」と、25分の間隔があいていました。改正ダイヤでは十日町駅に3分、六日町駅に1分の停車に短縮されることで、越後湯沢駅に18時26分に到着となり、現行より1便前の18時32分発の「とき336号」に乗ることができます。さらに乗り換え時間は6分に短縮され、東京への到着も現行より20分早くなります。

またえちごトキめき鉄道との接続が改善されたのは、直江津発の最終列車です。これまでは21時52分発でしたが、日本海ひすいラインの20時47分泊発の便が直江津に着くのが22時2分で、六日町方面への乗車ができない状況でした。改正ダイヤでは直江津発の最終列車が22時14分となり、糸魚川方面からの利用者の到着を待って出発する形になりました。

そのほか改正ダイヤでは、通勤・通学時間帯の十日町駅での混雑緩和や、六日町駅での上越線との乗り換え時間確保で列車時刻の修正が行われています。改正ダイヤは来年3月16日から実施されます。