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最優秀ビジネスプランは「まつだい春の陣」の継続開催!

2023年12月26日 15:45更新

十日町市ビジネスプラン審査会が15日(金)に市役所で開かれ、今年の春に初めて開かれた『越後まつだい春の陣トレイルランレース』の継続開催と大会収益の地域還元を提案した、地域おこし協力隊の新坂志保里さんの計画が最優秀プランに選ばれました。

この審査会は、新規創業や事業の新分野進出に取り組む人を支援する、市の「未来を拓く創業応援補助金」の交付対象を決めるものです。最優秀プランは最大1枠で上限100万円、優秀プランは最大5枠で上限30万円が助成されます。今年の審査会には7組が応募し、5人の審査員の前でプレゼンテーションを行いました。

その中で新坂さんは『越後まつだい春の陣トレイルランレース』を定番化させて、その大会収益を地域に還元したり、里山の環境保全につなげるプランを提案しました。『春の陣』は、松代地区の荒廃した「古道」をコースに整備した地域活性化のトレイルランニングの大会として、今年6月に初めて開催され、全国から270人余りの人が参加しました。

この中で、新坂さんは運営の中心となって、クラウドファンディングで大会開催に向けた経費を募り、ボランティアと一緒に、倒木の処理などのコース整備に取り組みました。今回提案したプランでは今年、成功を収めた大会を毎年開催していくことにしています。その上で主催する実行委員会の上部組織として、一般社団法人を新たに立ち上げ、大会の収益を管理し、地域への還元や環境保全策を講じていくとしています。

新坂志保里さん
「トレラン大会を起爆剤とした地域全体の活性化事業をやっていきたい。審査員の皆さんには年1回のスポーツ大会のイベントとしてではなくて、『これを収入源として事業を始めていきます』という印象を与えるように気を付けた。貴重な100万円は大会を制作する上での消えてしまうお金ではなくて、毎年使うようなコースサインなど、後世に長く使ってもらえるような使い道にしたい。大会では、全国から人を呼び寄せて、十日町市はすばらしいところと魅力を伝えていけたら」

このほか優秀プランには、星裕方さんの「十日町市の棚田を活用した法人棚田研修サービス『RiceCo-Work 』、稲作体験用道具貸出し&シェアリングスポット『棚田ステーション』事業』。市村悦子さんの「地域密着型デイサービス・介護予防運動教室」。杉浦充宜さんの「~着物の伝統×SDGs~ 捨てられる着物に、もう一度息を吹き込む。着物アパレルブランド 『Mituyoshi Design Studio』」の3つが選ばれました。

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