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中・高クロカン県大会リレー 吉田中と十高がアベック優勝

2024年01月15日 18:12更新

中学生と高校生のクロスカントリースキーの県大会が吉田クロスカントリー競技場で行われ、13日(土)のリレー種目では吉田中学校と十日町高校がそれぞれアベック優勝し、地元勢が表彰台のトップを独占しました。

県大会の中学のリレー種目は男子は4✕5km、女子は3✕3kmを滑ります。また男子は、第1、第2走者がクラシカル、第3、第4走者がフリー、女子は第1走者がクラシカル、第2、第3走者がフリーと異なる走法で臨みます。

中学男子には6チームが出場。吉田中学校は1走を2年の児玉明謙、2走を3年の小山総志が区間トップで通過します。続く3走の3年相崎基と4走の3年齋木宝も区間2位の滑りで、レースを通して先頭を譲らず、タイム1時間5分40秒で8年ぶりに優勝しました。

吉田中 相崎基 主将
「おととしも、去年も優勝を目指していたが、3位という結果で終わってしまっていたが、ついにやっと今年、優勝ができてうれしい。リレーは個人戦とはまた少し違う喜びがあるので本当にうれしい。一人一人がベストの滑りをしてうまくつなげた。全国大会のリレーでは昨年全国優勝することができたので、それに続き2連覇を目標にしていく」

中学女子には5チームが出場しました。吉田中学校の1走、2年の村山羽菜は先頭から1分20秒ほど遅れて4位でタッチしますが、2走の1年生植木詩乃が力強い滑りで、順位を2位まで上げました。さらに3走も1年生の柳里緒菜が追い上げを見せて、先を滑る十日町南中をとらえ逆転。吉田中がタイム38分13秒で、6年ぶりに優勝しました。吉田中の男女そろっての優勝は9年ぶりとなりました。

吉田中 柳里緒菜さん
「1位に上がれてよかった。後ろから速い選手が追いかけてきていたので、抜いたあとはしっかり逃げるという気持ちで頑張った。全力を出してチームに貢献できたことがよかった。たくさんの人に応援やサポートのおかげでできたアベック優勝だと思うので、しっかり感謝もしつつ、この喜びを次の大会に生かしたい」

一方、高校のリレー種目は男子が4✕10km、女子は3✕5kmを滑ります。男子は十日町高校が1区から4区までトップの座をほかに譲らず、2位に6分弱の差をつけ、2時間5分29秒で優勝しました。女子は、十日町高校が2区で新井高校に追い抜かれるも、3区で再び抜き返し、タイム52分53秒で優勝しました。

十日町高校 細矢淳之介 主将
「個人戦よりもいい滑りができたのでは、という思いで、ほかの3人も個人戦と比べてもいい滑りをしていた選手が多くとてもよかったと思う。チームの状況としては、だんだん調子も上がってきている。十日町高校のインターハイの目標は男子が3位以内、女子が2位以内というのを大きな目標として今年1年頑張ってきた。それに向けてチームとしてもう一段階レベルアップできるようにこれから頑張っていきたい」

リレー競技の結果、十日町からは十日町高校と十日町総合高校が男女共にインターハイ出場を決めました。一方中学は選抜された選手が新潟県代表としてチームを組み、全中に挑みます。インターハイは、2月8日から富山県南砺市で、全中は2月7日から長野県野沢温泉村で開かれます。

なお、リレーの前日に行われたクラシカル種目の上位3名の結果はご覧の通りです。

・中学男子 5km クラシカル
 1位 まつのやま学園 樋口幹都さん 14分33秒2
 2位 吉田中学校 相崎基さん 14分47秒4
 3位 塩沢中学校 我田平さん 15分02秒0

・中学女子 3km クラシカル
 1位 十日町南中学校 小林由奈さん 11分12秒1
 2位 十日町南中学校 蔵品和花さん 11分58秒3
 3位 塩沢中学校 内田埜英留さん 11分58秒4

・高校男子 10km クラシカル
 1位 新井高校 岡田龍介さん 13分10秒1
 2位 十日町高校 春日喜行さん 13分30秒7
 3位 十日町高校 細矢淳之介さん 13分40秒1

・高校女子 5km クラシカル
 1位 十日町高校 福原優香さん 15分47秒9
 2位 新井高校 宮下美幸さん 15分55秒4
 3位 十日町高校 牧田鈴葉さん 16分07秒2

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