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松代のスキー場で全国初 スノーボードのプライズテスト

2024年01月23日 09:46更新

全日本スキー連盟公認のスノーボードの技能テストで、1級よりさらに高い技術が求められる「プライズテスト」の検定が21日(日)、全国で初めて松代ファミリースキー場で開かれました。

全日本スキー連盟の技能テストはスキーやスノーボードの滑走技術のレベルをはかるもので、5級から1級まであります。さらに1級を合格したあとに、受けることができるのがプライズテストです。スノーボードのプライズテストはこれまで各県のスキー連盟公認の検定試験として行われてきましたが、全日本の公認がつくのは今シーズンからとなります。

その最初となる検定会場は、当初、胎内市のスキー場で予定されていましたが、少雪のために変更となり、急きょ松代ファミリースキー場が全国初の舞台に選ばれました。

松代ファミリースキー場 管理人 宮澤秀志さん
「準備が間に合うか不安だったが、スノーボードを愛している方が参加するという思いを感じていたので頑張った。結束力や仲間の繋がりを改めて感じた。プライズテストの価値の大きさを物語っていると思う」

松代のプライズテストには、県内外からスノーボーダー7人が受験しました。今回の試験では大回りや小回りの精度を見る「ミドルターン」と「ショートターン」に加え、自由に滑る「フリーラン」の3回の滑走が審査されました。それぞれの滑走を100ポイント満点で採点し、合計225ポイント以上で合格となります。

この日は、雨や霧の影響で斜面が柔らかく視界も悪いコンディションの中、受験者は約300m、最大傾斜27度のコースに挑み、5人が合格しました。

参加者
「普段はフラットで緩斜面や急斜面が織り交ざった検定が多いが、今回は起伏があって跳ねてしまうところを抑えるのが難しかった」
「少し難しいゲレンデだった。地元での開催をとても嬉しく思い受験した。松代スキー場にはほぼ毎日来る。ナイターの前に整備が入ってすごく綺麗にしてくれて、練習する環境を皆さんに提供してくれているのが良いところだと思う」

今シーズンのスノーボードのプライズテストは、県内で2月10日(土)、11日(日)に湯沢パークスキー場で、3月16日(土)、17日(日)に赤倉観光リゾートで開催される予定です。

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