2024年01月29日 17:58更新
暖冬少雪の影響で、2月16日(金)17日(土)に予定されている第75回十日町雪まつりの内容が一部変更されることが26日(金)に発表されました。メインエリアは西小学校グラウンドから総合体育館の駐車場に。また趣向を凝らした雪像でおなじみの「雪の芸術展」では、賞金コンテストも兼ねている芸術部門の作品審査を行わないことになりました。
26日現在の西小グラウンド(積雪は約50センチ)
雪まつり実行委員会では、新潟地方気象台の1か月予報において、寒気の影響を受けにくいため気温が高く、降雪量は少なくなるという情報を基に変更に向けての検討を進めてきました。実行委員会の正副会長と本部委員会の計12人の書面会議をもって、25日(木)に内容の一部変更を決定したということです。
去年の「まちなかスノーパーク」の様子
主な変更はまず、メインエリアの「まちなかスノーパーク」の会場が、西小学校のグラウンドと十日町市博物館・十日町情報館周辺から総合体育館の駐車場と十日町市博物館・十日町情報館周辺となります。西小学校のグラウンドで実施する場合は、会場の整地で重機が入るために、圧雪で50センチ以上が必要でしたが、現状それに満たないと判断されました。17日(土)午後6時50分からの虹雪花火の打ち上げ観覧場所についても、西小グラウンドから総合体育館駐車場に変更されています。
また「雪の芸術展」の芸術部門には当初、18団体が出品の意向を示していましたが、26日(金)までに少雪の影響で2団体が制作できないと回答があったということです。実行委員会では当初、去年同様に芸術部門の出品作品をコンテストとして審査し、1位の県知事賞、2位の市長賞にそれぞれ30万円をはじめ、合計14賞に200万円の予算を盛り込んでいましたが、今回は作品審査と表彰式をとりやめることにしました。その代わりに芸術部門に出品の申し込みをした団体が雪像を作る場合は一律5万円を支給します。
なお、各地に設けられる「おまつりひろば」は、当初の予定通り市内12か所での開設を予定していますが、今後の積雪量の変化によっては一部開設できない場合があるということです。
事務局では「今後の雪の状況はなんとも言えないが、雪像の制作団体にはぜひ頑張って作っていただきたい。またメインエリアの変更もあるが、大きなプログラムの変更はないので多くの人からご来場いただきたい」と話し、十日町雪まつりの最新情報を公式ホームページで随時発表することにしています。
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