2024年02月14日 10:35更新

ごはんの準備、いつもありがとう！

学校給食のコンテナの運搬を請け負っている、障がい者就労支援サービスの利用者に日頃の感謝を込めて、十日町市立川治小学校の児童から感謝状が8日（木）に贈られました。

感謝状が贈られたのはNPO法人支援センターあんしんが運営する、障がい者就労支援サービス「きぼうワークス」です。今年度から川治小学校の給食は校内での調理をやめ、水沢給食センターから配達されています。

1学期の間は、届いた給食を児童や職員が玄関から教室のある2階や3階までエレベーターであげ、各教室まで運ぶなど作業が大きな負担になっていました。2学期からはきぼうワークスの6人がシフト制で作業に関わり、毎日2人が学校に訪れ、約270食分の給食を玄関から各教室の前まで運んでいます。

この日は、代表児童2人が、作業を行っている山本昌志さんと大島康広さんへ、お礼の言葉をつづった、感謝状を手渡しました。

児童
「今まで長い間、きぼうワークスの皆さんに感謝の気持ちを伝える機会が無かったので、感謝を伝えられてよかった」

左：大島康広さん／右：山本昌志さん

きぼうワークス 山本昌志さん
「びっくりした。まさか感謝状をもらえるとは思わなかったのでうれしい。本当にありがたい。給食を食べてくれる子どもたちのためにも頑張りたい」

きぼうワークス 大島康広さん
「子どもたちがいつも元気で、自分も元気をもらっている。人の役に立てるのはとてもうれしい。これからも頑張りたい」

山川和子 校長
「引き受けてくれて、子どもたちも職員も大喜びしている。本当に助かっている。共生社会を学ぶ上でもいい機会を与えてもらいありがたい」

川治小学校では来年度も引き続き、きぼうワークスに作業を依頼したいとしています。