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清津峡に新しい観光案内所 市内回遊とインバウンド強化へ

2024年03月27日 17:22更新

今年、夏に開かれる「大地の芸術祭」の第9回展を見据え、十日町市内で最も多く観光客が訪れる清津峡渓谷トンネルの入り口に、新しい「観光案内所」が設けられました。外国人旅行者への観光案内の強化や湯沢方面から訪れた人を市内観光へ促す狙いがあります。

新しくできた観光案内所は、十日町市が清津峡小出温泉街の旧旅館村山荘の1階部分を借り受け、総事業費650万円をかけて改装しました。

内装は市内の建築業者フラワーホームが設計・デザインを行い、清津峡渓谷トンネルをコンセプトに、市内の土産品を陳列するトンネル型の棚や、渓谷の奇岩怪石をモチーフにした杉材が壁に施されています。

観光案内所としては市内3か所目で4月1日にオープンします。運営は十日町市観光協会が行い、英会話が可能なスタッフを含む2人の案内人が常駐します。

市や観光協会によりますと、清津峡渓谷トンネルは市内で最も多く観光客が訪れている場所で、今年度は過去最多となる32万人を越える入り込みがありました。また、そのうちの12%は外国人観光客となっています。

新しい観光案内所は首都圏から新幹線などを利用して、湯沢方面から市内に入る人の回遊性を高めると共に、「大地の芸術祭」の第9回展に向けて、外国人観光客への観光案内の強化をはかる狙いがあります。

観光協会としても、9回展の開催で今年度を上回る入込が予想される繁忙期には、案内人の増員や外国人客に対して翻訳アプリを使うなどの対応を検討しています。

十日町市観光協会 栁謙二 事務局長
「ここにポテンシャルがあるということなので、私たちは足を向けてもらったお客さんに、しっかり十日町の魅力と丁寧な案内をさせてもらい、さらに何度も十日町に来てもらえるような関係性を、短い時間の中でも作っていければいいと期待をしているし、できると思っている。広域的に考えて、上越市、妙高市、津南町、栄村まで案内していくことが、清津峡観光案内所の役目だと考えている」

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