2024年04月12日 12:58更新

「ハピ婚サポートセンター」を皆さんご存じですか？結婚を希望する男女の出会いや交際を支援する十日町市の事業です。この4月から新たに津南町との広域連携が始まり、より広い生活圏内でマッチングの可能性が高まりました。

「越後妻有ハピ婚サポートセンター」は道の駅クロステン十日町の4階にあります。年会費3000円で、婚活アドバイザーの認定資格を持った2人のコーディネーター「ハピ婚シェルジュ」から、出会いから結婚までのサポートを受けることができます。

初めて利用する人は、自身のプロフィールを作成すれば、すぐにハピ婚シェルジュが希望に適う異性を紹介してくれます。その中から希望の相手にマッチングを申し込み、承諾されると、コーディネーターの同席のもと1度顔合わせを行い、このまま親交を深めるか考える期間が設けられます。そのあとは利用者同士で連絡を取り合い、「お友達期間」や「交際」へと進んでいく流れです。センターは完全予約制で、プロフィール作成のコツやマッチング相手との円滑な連絡の取り方まで、パートナー選びの様々な悩みを気軽に相談することができます。

市によりますと、市内で届け出のあった婚姻数は令和３年度で120組、４年度は119組、昨年度は94組と年々減少傾向にあります。一方、センターの支援によって平成27年の開所以降、累計73組が結婚に至りました。また昨年度からは、小千谷市の「めぐりあいサポートセンター」と広域連携が始まり、両市の会員同士でお見合いや婚活イベントの参加が可能になりました。さらにこの４月からは、津南町とも連携することになり、津南町民も十日町市のセンターを利用できるようになったことでマッチングの可能性がさらに広がりました。

ハピ婚シェルジュ 山口 恵梨子さん
「興味がある人がいたら気軽にセンターに予約をしてセンターに話を聞きに来てほしい。いきなり登録をするのではなく話を聞いてから登録するかどうかを考えて、気軽にセンターを利用してもらえるとうれしい。安心して来てもらいたいし、センターに来ることも、私たちコーディネーターに会うのも初めての人ばかりだと思う。最初の1歩は勇気がいるかもしれないが、1組でも幸せなカップルが増えるように頑張っていきたい」

ハピ婚シェルジュ 齋木 敬子さん
「会員の出会いがより多くあればいいなと思うので、センター以外で出会いがあっても手伝いたい。広域連携することによって登録してくれる人が多くなり1件でも多く出会いが組めるといい。若い人たちが住みやすい町になり、今は人口も減っていって学校の数も減っていたり、今後は病院なども大変なことになっていくと思うが、若い人たちがここで子育てをしたい住みたいという町になってくれたらという希望は持っている。1歩踏み出しても何から始めていいか分からない人がたくさんいると思う。第三者の意見としてアドバイスを聞き入れてもらうためには、会員とのコミュニケーションが大事。『登録してよかった』『話ができてよかった』『いい出会いがあった』と思ってもらえるようなセンターにしたい」

「越後妻有ハピ婚サポートセンター」の会員数は、3月末時点で男性66人、女性30人の96人が会員となっています。センターの営業時間は、9時から18時まで（水曜日定休）完全予約制です。

越後妻有ハピ婚サポートセンター
場所：十日町市本町6丁目 クロステン4階
問合せ：TEL 025-755-5517 ／ FAX 025-755-5534 ／ E-mail：info@10hapicon.jp
営業時間：9:00～18:00（水曜日定休）
ホームページ：https://10hapicon.jp/