2024年08月04日 19:00更新

3日（土）に津南町大字下船渡己地内のやぶの中で、ミョウガ採りをしていた50代の女性がクマに襲われました。

警察や津南町役場によりますと、この日の夕方午後5時50分に「クマに襲われた人がいる」と津南町役場に連絡がありました。襲われたのは津南町に住むの50代の女性で、夕方からミョウガ採りをしていたところ、子グマと見られる体長約1ｍのクマに遭遇したということです。女性はクマに右太ももの裏を噛まれましたが、その場で家族に連絡して十日町市内の病院に向かい、軽傷の見込みということです。

警察と津南町役場では被害の発生場所から約180ｍ先に民家があることから周辺に注意を呼び掛けています。あわせて県鳥獣被害対策支援センターでは、今年度県内3例目のクマによる人身被害が発生したことから「クマ出没警戒注意報」を発表したほか、10月3日（木）までの2か月間を「クマ出没警戒強化期間」として県民に注意を呼び掛けています。