2024年08月09日 12:09更新
障がいの有無に関わらず、子どもから大人まで誰でも参加できるユニバーサルボッチャの大会「アクティブCUP2024」が3日(土)、十日町市総合体育館で開かれました。
アクティブCUPは、ネージュスポーツクラブ内の市民サークル「十日町アクティブスポーツ」が障がいの有無に関係なく、誰でも参加できる大会として毎年開いています。今年は十日町市内と津南町から30チームが参加し、AからEまで5つのブロックに分かれ、それぞれのブロックで1チーム3試合を戦いました。
Aブロックで優勝したのは、大会に初出場の東下組ボッチャくらぶAチームです。今年の6月に地域でボッチャクラブを立ち上げたばかりですが、チームで目標球の白のジャックボールに近付けることを意識して取り組んだ結果、2勝1敗ながら得失点差を制して優勝を手にしました。
東下組ボッチャくらぶAチーム 田近泰菜さん(東下組地域おこし協力隊)
「自分たちが失敗しても相手のミスで点数になることもあるので、本当に最後までどうなるか分からないスポーツだと思った。ボッチャは誰でもできるスポーツなので、地域のレクリエーションでも取り入れていきたいし、大会があって出られる時はどんどん出て十日町のボッチャの普及に少しでも力になれたらと思っている」
Eブロックで優勝したのは、十日町アクティブスポーツに所属する30~60代のメンバーでつくるチームひまわりです。普段の練習の成果を発揮し、3戦負けなしでブロック優勝しました。
チームひまわり
「優勝できて嬉しい。勝敗だけではなく、みんなで楽しんで失敗しても応援したりしてすごく楽しい。ボッチャは簡単そうに見えて難しいところがあり奥が深いので皆さんに挑戦してもらえるとうれしい」
またネージュスポーツクラブでは、この大会は誰でも分け隔てなく競技を行うことで地域での普及は進んでいるものの、力の差が出て優勝チームが偏る傾向が出てきたため、今後は小学生、親子、障がい者向けなどカテゴリーを分けた大会運営も進めていく方針です。
NPO法人ネージュスポーツクラブ 関口芳平 事務局長
「2022年に東京オリンピック・パラリンピックが終わってから、共生社会という言葉が広くいろいろな場面で使われるようになってきている。私たちは、いち早く取り組んできたので日本国内に発信する役割が私たちの活動だと思っている。より一層体験や大会、イベントを通してより多くの皆さんにボッチャを楽しんでもらい、みんなで一緒にやる時間を増やしていきたい」
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