2024年08月28日 11:05更新

十日町市の新しい国際交流員に姉妹都市のイタリア、コモ市出身のロベルト・ヴァッカーニさんが着任し、関口市長から任用書が26日（月）に手渡されました。

十日町市の新しい国際交流員に就いたのはイタリア、コモ市出身のロベルトヴァッカーニさん39歳です。ヴェネツィア大学で日本の歴史などを学んだロベルトさんは京都日本語文化学校に2度の短期留学をしたほか、明治大学にも交換留学をするなど、学生の頃から日本文化に親しんでいました。また7年前からは三重県や京都府にあるホテルのスタッフとして日本国内で勤めてきました。

ロベルトさんは故郷のコモ市と十日町市が来年で姉妹都市交流50周年を迎えるため、周年事業の企画や連絡調整を行います。またイタリアの文化を十日町市民に伝える事業やインバウンドに向けた通訳や翻訳業務も担います。

関口市長
「十日町市や日本の文化に触れていろいろ楽しんでください。イタリアではヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展が150年くらい続いていて素晴らしいものなので、大地の芸術祭も長く続けられればといいと思う。（市民の中に語学や文化に興味がある人がいるので）ロベルトさんによるイタリア講座などができればいい」

国際交流員 ロベルト・ヴァッカーニさん
「私は姉妹都市のコモ市出身なので、イタリアの文化だけではなく、コモ市の生活や文化、コモの人たちの気持ちを十日町市民に伝えたい。コモ市と十日町市との架け橋としてやっていきたい。十日町市の豊かな環境、緑が多いところがエネルギーやテンションが上がってくる。十日町市の生活に慣れたいので、雪の文化を勉強したい。雪まつりに参加したり見ることを楽しみにしている」

ロベルトさんの任用期間は1年間ですが、その後も再任用されれば、最長3年間の在住になる見込みです。