2024年09月05日 13:59更新
開設から31年が経つ十日町市国民健康保険川西診療所が、施設の老朽化や設備の更新で建て替えられることになり、工事の安全祈願祭が3日(火)に行われました。
川西診療所は平成4年の建設から31年が経ち、建物の老朽化や冷暖房の入れ替えなど設備の更新が必要なことから、新たに建て替えられることになりました。安全祈願祭には関口市長をはじめ、川西地域振興会や建設を担当する丸山工務所のスタッフなど約30人が出席しました。
新しい川西診療所は現在の敷地内の駐車場部分に建てられ、建物は鉄骨造り一部2階建て。延べ床面積は約300㎡になります。これまでのような内科診療ができる設備に加え、感染症や発熱患者に対応できる外来機能が設けられます。さらに待合室を多目的に利用できるスペースに整備し、バリアフリー対応も含め、これまでよりもコンパクトで利用しやすい施設になります。
事業費は約1億6000万円です。工事は来年3月14日までの約7か月間の予定で、完成後に医療機器やカルテなどを引っ越したあと、4月1日から新しい診療所が利用できるようになります。
関口市長
「開設以来、地域の皆さまのかかりつけ医として十日町市の一次医療を担ってきたと共に、休日一時救急診療センターとしても市民の安全安心の暮らしを守ってきた。新しい診療所は今と比べるとコンパクトで機能的な施設になる。待合室には多目的に利用できるスペースや高齢者の歩行訓練などができるよう、地域のニーズにあった施設として新しく整備を行う」
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.