2024年10月09日 17:12更新
地元企業への就職や定着につなげようと、十日町市と津南町の中高生が様々な業種の仕事内容や魅力について話を聞く「まちの産業発見塾」が道の駅クロステン十日町で5日(水)と6日(木)の2日間開かれています。
まちの産業発見塾は地元の中高生に地域を支える産業や企業について興味を持ってもらい、将来の地元就職やUターンにつなげようと十日町地区雇用協議会が毎年開いています。
産業政策課 樋口正彰 課長
「十日町市や津南町にどのような企業があるのかを、中学生や高校生に知ってもらおうと始めた。将来、市外に出たあとも十日町にはこういった企業があったことを思い出して、十日町に戻ってきてもらえるとうれしい」
2日間開かれているイベントには地元のサービス業や製造業など44のブースが出展され、十日町市と津南町の中学校と高校支援学校の18校から生徒約900人が参加します。生徒たちはグループになってそれぞれのブースを訪れ、企業の担当者から直接仕事の内容を聞いたり、業務を体験します。
このうち十日町地域消防本部のブースではマネキンを使っての人工呼吸や消防服を試着する体験が行われ、生徒たちから人気を集めていました。
生徒
「パソコンの分解をやったがこんなこういうことをやっている仕事があることを知った」
「参加してみて楽しい仕事もあることがわかった。大人になったら都会で就職したい」
「知らなかった仕事もあって勉強になった。将来は消防士に就きたい」
参加企業 担当者
「中学生には楽しいことや大変なことをわかりやすくかいつまんで説明、高校生には具体的な資格などを伝えようと準備してきた。わかりやすいようにムービーなどで仕事の様子を見てもらう」
「最初から参加しているが、発見塾に参加した人が我々の業界に入職して業界で活躍する人が出始めた。少しずつ手ごたえを感じている。地元にも働き甲斐のある職場があることを知ってもらいたい」
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.