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87日間おつかれさま!大地の芸術祭が閉幕 閉会式に約300人が参加「次は第10回展だ!」

2024年11月11日 17:20更新

87日間にわたった大地の芸術祭第9回展が10日(日)に閉幕し、まつだい「農舞台」フィールドミュージアムで閉会式が行われました。こへび隊やイベント関係者など集まった約300人が演奏やスピーチなどで第9回展の成功や期間中の苦労を労いあいました。

第9回展となる「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2024」は、今年7月13日から87日間にわたって開催されました。十日町市と津南町の約760㎢の広大な自然を舞台に、41の国と地域から、275組のアーティストが311点の作品を出展しました。

最終日、まつだい「農舞台」フィールドミュージアムで閉会式が開かれ、イベント関係者など約300人が集まりました。

大地の芸術祭 実行委員長 関口芳史 市長
「芸術祭を盛り上げてくれた越後妻有のみなさんのおかげで、多くの人が感銘を受けてこの越後妻有を見てもらえるようになった。皆さんの努力に感謝したい。ありがとうございました。皆さんと一緒に次の10回展に向けて、さらに足場を固めて精進していく。越後妻有の魅力を大いに発信していく。そして我々の地域もそれだけ元気になる。より良い地域ができあがっていくと確信している」

閉会式では、上郷クローブ座の女衆やこへび隊など、芸術祭を支えた関係者たちが、思い出や感謝のことばを伝え、期間中の運営の苦労を労いあいました。また、FC越後妻有による「稲穂ダンス」や、プロサックス奏者の岡淳さんが結成した「越後妻有かぷかぷ楽団」の演奏が第9回展のフィナーレを盛り上げました。

こへび隊 松浦麻弥さん
「3日目からガイドをしていたが、大忙しで大変だったのでホッとしているのが半分、さみしさが半分。今度は制作段階から関わりたい。芸術祭最高です!」

FC越後妻有 清﨑鈴乃さん
「こへび隊と携わって海外の人も居て、その人たちから越後妻有の自然の美しさや文化の面白さや人の優しさを教えられた。彼らの笑顔を見ていると、その人たちの人生の豊かさや楽しい1ページを一緒に作れていると感じる。芸術祭に携われる喜びを感じた87日間だった。一瞬一瞬が楽しかった。この環境でサッカーができていることに感謝したい」

総合ディレクター 北川フラムさん
「関わった土地や人たちと一緒にやることで美術の魅力が増すことが、世界的に伝わりだしたというのが今回の大きな理由。作家も地域にかなり深く幟をおろして仕事をしたと思うのでよかった。関わる人も増えたし、いろいろな芽が見えてきた。いろいろな事を反省し可能性を見て、長期的にやっていける骨格が出来るといい」

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