2024年11月25日 11:09更新
川西地域にある健康増進施設ひだまりプールの開館20周年を記念して、1992年のバルセロナオリンピックで競泳200m平泳ぎの金メダルに輝いた岩崎恭子さんの水泳教室が23日(土)に開かれました。
岩崎恭子さんは1992年のバルセロナオリンピックに当時14歳で出場し、平泳ぎ200mでオリンピック記録を塗り替え、競泳史上最年少で金メダルに輝きました。20歳で現役を引退したあとは、指導者となるためアメリカに留学し、現在は日本各地で開かれる水泳教室に出向いています。
この水泳教室はひだまりプールの開館20周年を記念して、施設の管理を行う「まちづくり川西」が「日本オリンピアンズ協会」に招致を依頼したもので、市内の小中学生34人が参加しました。岩崎さんはまず平泳ぎでの足の使い方や蹴伸びなどの基本的な技術を子どもたちに指導しました。
そのあと子どもたちは自分の得意種目で練習を行い、岩崎さんが一人ひとりの泳ぎに合わせたアドバイスを送っていました。
小学4年生
「(岩崎さんに教えてもらって)速くなったし、うまくなった。勉強になった。(今後の目標は)今の自分を超えること。金メダルを10回とりたい」
中学3年生
「キックの力が入りすぎていると言われて、実践したら泳ぎが楽になった。一目見ただけで自分の苦手なところを的確に言われたのでプロだと思った」
中学3年生
「分かりやすく的確に教えてくれてさすがオリンピアンだと思った。高校でも水泳を続けるので、インターハイに出られるように頑張りたい」
岩崎恭子さん
「本当に楽しかった。水泳は力を入れるところと抜くところがある。それがうまくできるとスムーズに泳げる。その感覚を自分のものにしていってもらいたい。地方に行くと感じるのが『田舎だから』というイメージ。それはきっと大人たちが植え付けていると思う。自信を持って、十日町の出身なんだと誇りを持って、過ごしてもらえると可能性も広がると思う。オリンピックに限らず、多方面で活躍する子どもたちをたくさん見たい」
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