2025年02月13日 12:18更新
4月に予定されている十日町市の市長選挙や市議会議員選挙を前に、選挙について学ぶ出前授業が6日(木)に松代高校で行われ、来年度に選挙権を得る2年生が架空の候補者に投票する「模擬選挙」を体験しました。
この出前授業は4月に十日町市内で予定されている市長選や市議選を見据えて、未来の有権者である高校生に選挙への関心を持ってもらおうと、十日町青年会議所が初めて開きました。来年度に選挙権を得る2年生37人が参加し、架空の都市の町長を選ぶ「模擬選挙」を体験しました。
2年生はまず映像で、「高齢者の介護施設の新設」を政策に掲げるAさんと、「収入が多い人の税金を引き上げ」を政策を掲げるBさんの、2人の候補者の主張を聞き比べました。そのあと実際の選挙で使われる記載台や投票箱を利用して投票から開票までの流れを学びました。
2年生
「模擬投票だったが緊張した。もう少し日本の政治を知っておこうと思った。(18歳になったら)しっかりと十日町市のことを考えて投票したい」
2年生
「Aさんに投票した。自分が大人になった時にどちらがいいか考えて、Aさんを当選してもらいたかった。今までは選挙は難しくて興味がなかったが、今日の模擬選挙では意外と簡単だったので、18歳になったらちゃんと選挙に行きたい」
2年生
「今回のようにどちらがいいか迷う場面があると思うので、地域のためになる人をしっかりと選べるようになりたい」
なお十日町市選挙管理委員会によりますと、令和3年の市長選では投票率は全体で67.75%と過去最低でした。その中でも18歳から29歳の若年層の投票率は30%ほどに留まっています。
十日町青年会議所 丸山和馬 理事長
「十日町・津南は若年層の投票率が悪い。少しでも投票率が上がれば、十日町・津南の未来も明るくなるので開催した。僕らも投票所に行くと独特の雰囲気で緊張するので、若いうちからあの空気を感じるのは大事。若い人たちはこういう考えだと声を大にして市政がより良い方向に変わることを期待している」
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