2025年08月04日 14:20更新
中里地域の夏の人気イベント「せいだやまキャンプ場祭」が今年で40回目を迎え、3日(日)に訪れた人たちが大自然に触れながら、ワークショップやステージイベントを楽しみました。
このイベントは河岸段丘を一望できる清田山キャンプ場の自然を感じてもらおうと毎年開かれています。もともとは清田山集落の祭りとして地域の人たちが行っていたものを、7年前からキャンプ場の管理を担うNPO法人GGGが運営を引き継ぎ、地元の若者たちと協力して開いていて、今回で40回目を迎えました。
壮大な自然の景色が広がる会場にはキッチンカーや屋台のほか、アウトドアにちなんだまき割り体験のワークショップなど10のブースが並び、県内外から約350人が訪れました。中でも人気を集めていたのが縄文時代に行われていた「ベンガラ染め」のワークショップです。
酸化鉄を含んだ鉱物から取れるオレンジ色の染料を使い、ハンカチやTシャツを絞り染めするもので、参加した子どもたちは初めての体験を楽しんでいました。
子ども
「Tシャツとか布を染めるベンガラ染めが楽しかった。ちょっと真ん中がぼやけたけど端っこはいい感じになった」
「ハンカチを染めたところが楽しかった。色がきれいに出てうれしかった」
また特設ステージではアフリカンダンスのほか、十日町大太鼓の演奏や地元のダンススクール「RICH SMILE」の子どもたちによるパフォーマンスが披露され、会場を盛り上げました。
市内から
「来てみたら景色もよく、風のとおりもよくとても最高だった。体験コーナーが楽しかったので増えてほしい。ダンスも参加者が参加できるのがとてもいいと思った」
市外から
「雰囲気があったかく参加しやすそうなお祭りという印象。やさしい雰囲気で楽しそうな感じなのでこのまま続けてくれればまた参加したい」
NPO法人GGG 小針伸広 代表
「(この祭りは)地域の人たちが切磋琢磨して運営をしてきたので、まずはこのまつりに地域の集落の人たちにきてほしい。おおきく人を呼ぶというより興味を持っている人たちがより濃く地域の人たちと混じり合って話せるまつりを目指している。自然と一体化したみんなのあたたかい空気を感じてほしい」
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