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松代地域の十日町市地域おこし協力隊に新たに3人が着任

2025年08月04日 16:08更新

十日町市地域おこし協力隊に新たに着任した3人の委嘱状交付式が1日(金)、十日町市役所で開かれました。

左から:藤江理生さん・関口市長・牧田爽椰さん・牧田琴微さん

地域おこし協力隊に加わったのは松代地域本村地区に着任する藤江理生さん67歳と、峰方地区の牧田爽椰さん29歳、峠地区の牧田琴微さん28歳の3人です。

このうち藤江さんは東京のゼネコンや商社などに勤めた経歴があり、ゼネコン時代の40年ほど前、ほくほく線開業前のトンネル掘削工事の現場監督としてこの地を訪れていました。藤江さんは全国各地を訪問した中でも当時の十日町での生活が忘れず、今回、協力隊として移住を決めました。

本村地区:藤江理生さん
「冬の厳しさの裏返し、春の素晴らしさがずっと頭にこびりついていた。耕作放棄地が増えていたが、基本的には変わっていなかった。地域に溶け込んで意見や問題点を聞いて、妥協点はないかうまく形にしていきたい。ご支援ご協力をお願いします」

また去年夫婦となった牧田爽椰さんと牧田琴微さんは、爽椰さんの生まれ故郷で今でも父方の祖父母が生活する松代を二人の新天地に選びました。

大阪で介護士や作業療養士として勤めていた牧田さんは、地域の人に介護環境の整備を促す指導をするほか、農業にもチャレンジしたいと話しています。

峰方地区:牧田爽椰さん
「アウトドアの体験企画や稲作や野菜作りに挑戦したい。労働する住民の腰痛予防活動に取り組んでみたい。何かあったら頼ってもらえるような存在に」

妻の琴微さんも大阪の病院で看護師として勤めていた経験を生かし、住民とお茶会などで世間話をしながら血圧を測ったり持病の相談にのったりして、地域の中で健康づくりや予防医療に取り組みたいと意気込んでいます。

峠地区:牧田琴微さん
「都会育ちで地域の人との関わりが無かったのでそれをやってみたい。地域の集まりを生かして何かあったときに相談してもらえる存在になりたい」

今回の着任で現在活動している地域密着型の協力隊は19人、ミッション型と合わせて市内で活動している協力隊は合計23人になりました。

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