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松之山浦田の婦人会「元気村」20周年記念して「田舎ごっつぉフェスティバル」

2025年08月12日 17:07更新

正真正銘ふるさとのお袋の味!

松之山浦田地区の婦人会「元気村」の活動が20周年を迎えたことを記念して、メンバーが地元の食材で作った「田舎ごっつぉ」をバイキング形式でふるまうイベントが10日(日)から2日間にわたって開かれました。

浦田地区の婦人会「元気村」は、地元の保育園が閉園したことをきっかけに元気な顔を見せあい、地域を明るくしていこうと有志5人が20年前に立ち上げました。元気村では大地の芸術祭の人気イベントのひとつ「雪見御膳」の調理も担当してきたほか、保育園の跡地にできた浦田体験交流センターの利用者に向けて地元食材を使った手作りのお弁当を長年ふるまってきました。

活動は広がりを見せ、現在は月に1回メンバー15人ほどが集まって約250食分のお弁当を作り、1つ500円で地域に向けて販売しています。

元気村 佐藤キミヨ 代表
「元気村のサロンとして、高齢者が集まって体操したり勉強会を開いていた。自分たちはそこで弁当を作っていて、みんなで同じ弁当を食べて、午後からまた体操などをしていた。コロナ禍以降は、大勢で集まることができなくなってしまったので、それなら弁当配達をして集落の人の安否確認をしようと、月に1回弁当づくりをしている」

「田舎ごっつぉフェスティバル」は元々、大地の芸術祭の本祭に合わせて元気村が開いていた催しで、今回グループの20周年にちなんで特別に2日間開催されました。

会場にはメンバーが持ち寄った地元食材や山菜をふんだんに使った20品以上の家庭料理が並びました。この日は県内外から約130人が集まり、参加者は1人1000円のバイキング形式で田舎のお袋の味を堪能しました。

調理中の元気村メンバー
「いろんな人が集まって用意するから、自分の好きな味で、好きなようにやっていいとなっている」

地元出身 県外から
「小さいころずっとここで育ったから、どの料理も昔食べていた懐かしいお袋の味」
高崎から
「去年は偶然来たけど、ことしはこれを目がけて来た。田舎のない私たちにとっては、第2のふるさと」
地元から
「こうやって集まって食べながら簡単な話を好きなようにできて、いいイベントだし活性化にもつながる」

元気村 佐藤キミヨ 代表
「いったん浦田を離れた人からも、料理をおいしいと食べて帰ってもらえたので、本当によかった。今も地域に残っている人が、みんなで仲良く楽しく浦田に最後まで残ってよかったと思えるように活動していきたい」

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