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魚沼コシ1等米3万3000円 JA魚沼の仮渡金が昨年より大幅アップ

2025年08月27日 16:39更新

JA魚沼は経営管理委員会を22日(金)に開き、管内のコメの生産者に前払いする仮渡し金の単価を決定しました。昨年産の当初額と比べ、ことしの魚沼コシヒカリの1等米は約1.7倍と大幅に引き上げられ、3万3000円となりました。

JA魚沼によりますと、今年の仮渡し金の価格は魚沼コシヒカリの1等米が60㎏あたり昨年産より1万3400円高い3万3000円となりました。これは率にして1.68倍で、JA全農にいがたが示した金額よりも500円の上乗せとなっています。また2等米は3万1500円、3等米は2万8300円となりました。新之助の1等米は1万3000円高い3万1000円。こしいぶきの1等米は1万2500円高い2万7000円となっています。

JA魚沼によりますと、今回の大幅な引き上げにあたっては昨年産の主食用米の需要が未だに全国的に高い状況を理由に挙げています。また肥料や農薬、農機具などの資材価格の高騰や人件費のコスト上昇などを踏まえ、今後も生産者がコメ作りを続けられるような価格水準を目指したということです。

十日町管内でのコメの品質検査は9月に入ってから順次始まる予定です。JA魚沼営農部の担当者は「それぞれ厳しい中、農家さんに少しでも持続可能な生産の手助けになるように。これからも魚沼コシヒカリの産地としてさらにブランド力を高めてもらいたい」と話しています。

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