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下条の「野首遺跡」の出土品が国の重要文化財に 文化審議会が答申

2026年03月27日 09:59更新

十日町市下条地区で見つかった縄文時代の集落遺跡「野首遺跡」から発掘された出土品1300点あまりが、国の重要文化財に指定される見通しになりました。

    画像提供:十日町市  撮影:小川 忠博

国の重要文化財に指定されるのは野首遺跡から発掘された縄文時代の土器や石器などの出土品、総計1302点です。

野首遺跡は下条地区上新田に位置し、飛渡川との合流点に形成された河岸段丘の上にある縄文時代中期から後期にかけての集落遺跡です。平成8年から発掘調査が行われ、令和2年には県の指定文化財にもなっています。

      画像提供:十日町市  撮影:小川 忠博

ここで見つかった出土品のうち、土器は遺存状態が良く、信濃川流域に特有の火焔型土器や王冠型土器の変遷がよくわかる点。また、それぞれの時期に周辺地域の影響を受けた土器群があるのをはじめ、赤色顔料や漆精製に関する製品、彫刻された石皿の存在などが特徴に挙げられています。これらは周辺地域との交流や葬送、祭祀、生業のあり方と長期的な変化を明らかにできる学術的価値の高い考古資料として文化財指定するよう、国の文化審議会が26日(木)に文部科学大臣に答申しました。

関口市長
「学術や芸術的に価値が高い。これまで市民からも期待が高かったのでようやく叶った。点数もたくさんあって時間がかかったが然るべく評価がもらえると思うので、うれしく思っている」

      画像提供:十日町市  撮影:小川 忠博

今回の答申により、市内にある国指定文化財は10件になります。市ではこれに合わせ、6月中旬から8月下旬頃にかけて、十日町博物館の夏季企画展として重要文化財指定記念「野首遺跡出土品展」を開催する予定です。

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