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枯木又の棚田で「棚田オーナー」制度はじまる オーナーの1人が田植えに来訪

2026年06月05日 17:41更新

コメ作りの担い手不足や高齢化が課題となっている十日町市中条地区の枯木又集落で、地域外に住む人が1年間通いながらコメ作りを体験する「棚田オーナー」制度が今年度から始まりました。4日(木)にオーナーの1人が田植えで枯木又を訪れました。

枯木又集落では現在、約20haに及ぶ棚田を地域内外のわずか8戸の農業者だけで担っています。担い手不足や高齢化といった課題解決に向けて、「枯木又エコ・ミュージアムの会」が今年度から始めたのが「棚田オーナー」制度です。

枯木又の棚田の一角を地域の外に住む人に貸し出し、可能な限り集落に通いながら1年間コメ作りを行ってもらうもので、25㎡区画を1口として15000円で貸し出して、収穫されたお米はオーナーに渡される仕組みとなっています。この新しいプロジェクトには県外に住む4人のオーナーから参加の申し出がありました。

この日はそのうちの1人、南魚沼市出身で埼玉県在住の富谷真素美さんが枯木又を訪れ、自分が担当する棚田でエコ・ミュージアムの会のメンバー2人と一緒にコシヒカリの苗を手で植えました。仕事のかたわら、埼玉県でコメ作りにも取り組む富谷さんは、20年ほど前から枯木又にたびたび訪れていて、集落で採れたお米のおいしさに魅力を感じて、このプロジェクトに参加を決めました。

富谷真素美さん
「田植えは楽しかったし、やっぱり棚田はいい。1人でもコメ作りをすれば、少しでもコメ作りが続いていくと思って参加した。関東のお米は高温でやられちゃうから、枯木又のお米は横綱級においしい、全然違う。みんなにおいしさを知ってもらいたい」

枯木又エコ・ミュージアムの会 山田栄 事務局長
「枯木又の田んぼを知ってもらって、オーナー同士で知り合いになって、広く人に知ってもらって、枯木又でコメ作りをしたい人が増えたらいい。今のところ4組のオーナーがいて、中には年に1回しか来られないかもという人もいるが、それでもいいと思う。今のままではどうしても先が見えてしまっているから、何か探しながらもがいていかないといけないと思っている」

枯木又エコ・ミュージアムの会では、時給を支払って草刈りなどの農作業を手伝ってもらう「枯木又助け隊」のメンバーも募集しています。詳しくは会の公式SNSをご確認ください。

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