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熱中症予防 職場の対策は十分? 夏本番を前に十日町労働基準協会が講習会

2026年06月11日 10:20更新

本格的な夏を前に、就業中に熱中症にかかるのを予防するための講習会が10日(水)にラポート十日町で開かれました。

この講習会は熱中症による死亡事故などの労働災害を防ごうと、屋外で働く事業者や現場責任者を対象に、十日町労働基準協会が毎年開いています。熱中症による労働災害に遭った人は去年、全国で過去最多の1803人にのぼりました。このうち亡くなった19人は全員が屋外作業を行っていた40代以上の男性で、その中には十日町市の人も1人含まれています。

講習会には妻有地域の建設業や運送業など44の事業所、団体から54人が受講し、十日町労働基準監督署の星井健太郎さんが厚生労働省が去年6月に打ち出した熱中症予防のガイドラインを紹介しました。

ガイドラインでは気温が31度以上の環境で継続して1時間以上、または、1日4時間を超えて作業をすることが見込まれる場合は、事業者に休憩所の整備や水分・塩分の配備など適切な対策をとることが義務づけられています。

その上で、産業保健相談員の鈴木美和さんが組織としてどんな予防策をとればよいか事例を紹介し、特に朝礼や現場巡回中に声かけをしあって健康状態の把握に努めるよう、職場の環境作りの重要性を呼びかけました。

受講した人
「去年は周りでもだいぶ具合が悪くなった子たちがいたので、気を付けていきたい。従業員の顔色を見たり、気温を確認しながら作業をして声かけを十分にしながら作業をしたい」

新潟労働衛生コンサルタント事務所 鈴木美和 代表
「周りにも目を配り、具合が悪そうな人がいたら『大丈夫?』『ちょっと休もうか』『水分をとろうか』というような声かけをしてもらいたい。コミュニケーションが1番大事なってくるので、熱中症予防の仕組みがあっても、それを運用するのは1人1人。お互いのコミュニケーションでうまく回っていくようにいい雰囲気を作ってもらいたい」

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